ファウラー優勝!コブラ『KING F9 SPEEDBACK』投入5試合の平均スコアは「68.3」
ファウラー優勝!コブラ『KING F9 SPEEDBACK』投入5試合の平均スコアは「68.3」
配信日時:2019年2月4日 03時37分
<ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン 最終日◇3日◇TPCスコッツデール(アリゾナ州)・7261ヤード・パー71>
米国男子ツアー「ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン」は全競技が終了。初日から首位をキープし、4打差のトップから出たリッキー・ファウラーが3打落としながらも2打差で逃げ切り、今季初優勝をはたした。
観るもの誰もが諦めかけた。11番のアプローチはピンへ向かったかに見えたが、転がりは止まらず、まさかの池へ…。(ドロップ後のインプレーのボールも傾斜で転がり池へ…)テーラーメイド『TP5x』ボールにアジャストしたはずだったが、アプローチの誤算でトリプルボギーを喫し、12番もボギーと、初日から守ってきた首位の座を不運で明け渡してしまった。並の選手ならこの流れの失い方はショックで、挽回することなど難しい。
だが、ファウラーは違った。15番でバーディ、17番もバーディを奪って最終的には2打差をつけた。17番ホールはワンオン可能なミドルホール。グリーン左サイドの池にこれまで最多の9度つかまっているファウラーだったが、今季は『KING F9 SPEEDBACK』ドライバー(シャフトは『ツアーAD IZ-7X』)がある。今大会の17番は池とは無縁で、4日間すべてバーディを奪取した。
⇒デシャンボー、ファウラーがシーズン初戦で大爆発!黄色い新作『F9』の効果か
⇒コブラの2019年モデル『KING F9 SPEEDBACK』ドライバーの特徴とは?
■飛躍のために必要だった、2つのピース
ファウラーは新シーズン「シュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープン」からコブラ『KING F9 SPEEDBACK』ドライバー(9.5度)を投入。そこからの飛躍がすごい。下記の戦績を見てもらうと分かるとおり、2018年の平均スコアが「69.435」なのに対し、同ドライバー投入後の5試合は「68.3」と、飛躍的にスコアを向上させている。
・シュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープン ※『F9 SB』投入初週 ⇒17アンダー、4位タイ
・マヤコバクラシック ⇒14アンダー、16位
・ヒーローワールドチャレンジ ⇒13アンダー、5位
・ファーマーズ・インシュランス・オープン ※『TP5x』投入初週 ⇒1アンダー、66位
・ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン ⇒17アンダー、優勝
また、先週の「ファーマーズ・インシュランス・オープン」は『TP5x』ボールの投入初週で66位に終わり、【慣れに1試合を要しての】「68.3」だということも注目に値する。
「新しいボールに慣れてきたことは明らかだよ。この慣れという言葉の意味としては、気持ちの部分の方が大きかった。新しいボールにしたことで、飛ぶようになっているのは間違いないからね。距離感などは既に分かっているから、あとは精神的な慣れが必要だった」とファウラーは語り、わずか1試合でアジャスト完了。投入2戦目での優勝となった。
⇒ファウラー爆発、ボール性能を見抜くコブラ勢。『KING F9 SPEEDBACK』との相性も良好
昨季299.8ヤード(61位)、FWキープ率65.33%(40位タイ)だったドライバーの出来は、『KING F9 SPEEDBACK』の投入で302.4ヤード(43位)、FWキープ率62.95%(94位タイ)となった。そして、『TP5x』ボールをも投入した今大会のスタッツは下記。
・318.7ヤード(11位)、FWキープ率69.64%(3位タイ、39/56H)
投入した2つのピースが完全にハマり、ドライバーの飛距離が伸び、持ち前のアグレッシブさ、攻撃力がさらに強化された形。なお、『プロV1』ボールからの移行で最も懸念されたのが、アプローチなどのショートゲーム面。優勝しているだけあって、周囲の心配は杞憂に終わったようだ。
・スクランブリング 75%(6位タイ)
・パーオン率 72.22%(13位タイ、52/72H)
・平均パット(パーオンH) 1.673(6位タイ)
米国男子ツアー「ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン」は全競技が終了。初日から首位をキープし、4打差のトップから出たリッキー・ファウラーが3打落としながらも2打差で逃げ切り、今季初優勝をはたした。
観るもの誰もが諦めかけた。11番のアプローチはピンへ向かったかに見えたが、転がりは止まらず、まさかの池へ…。(ドロップ後のインプレーのボールも傾斜で転がり池へ…)テーラーメイド『TP5x』ボールにアジャストしたはずだったが、アプローチの誤算でトリプルボギーを喫し、12番もボギーと、初日から守ってきた首位の座を不運で明け渡してしまった。並の選手ならこの流れの失い方はショックで、挽回することなど難しい。
だが、ファウラーは違った。15番でバーディ、17番もバーディを奪って最終的には2打差をつけた。17番ホールはワンオン可能なミドルホール。グリーン左サイドの池にこれまで最多の9度つかまっているファウラーだったが、今季は『KING F9 SPEEDBACK』ドライバー(シャフトは『ツアーAD IZ-7X』)がある。今大会の17番は池とは無縁で、4日間すべてバーディを奪取した。
⇒デシャンボー、ファウラーがシーズン初戦で大爆発!黄色い新作『F9』の効果か
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■飛躍のために必要だった、2つのピース
ファウラーは新シーズン「シュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープン」からコブラ『KING F9 SPEEDBACK』ドライバー(9.5度)を投入。そこからの飛躍がすごい。下記の戦績を見てもらうと分かるとおり、2018年の平均スコアが「69.435」なのに対し、同ドライバー投入後の5試合は「68.3」と、飛躍的にスコアを向上させている。
・シュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープン ※『F9 SB』投入初週 ⇒17アンダー、4位タイ
・マヤコバクラシック ⇒14アンダー、16位
・ヒーローワールドチャレンジ ⇒13アンダー、5位
・ファーマーズ・インシュランス・オープン ※『TP5x』投入初週 ⇒1アンダー、66位
・ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン ⇒17アンダー、優勝
また、先週の「ファーマーズ・インシュランス・オープン」は『TP5x』ボールの投入初週で66位に終わり、【慣れに1試合を要しての】「68.3」だということも注目に値する。
「新しいボールに慣れてきたことは明らかだよ。この慣れという言葉の意味としては、気持ちの部分の方が大きかった。新しいボールにしたことで、飛ぶようになっているのは間違いないからね。距離感などは既に分かっているから、あとは精神的な慣れが必要だった」とファウラーは語り、わずか1試合でアジャスト完了。投入2戦目での優勝となった。
⇒ファウラー爆発、ボール性能を見抜くコブラ勢。『KING F9 SPEEDBACK』との相性も良好
昨季299.8ヤード(61位)、FWキープ率65.33%(40位タイ)だったドライバーの出来は、『KING F9 SPEEDBACK』の投入で302.4ヤード(43位)、FWキープ率62.95%(94位タイ)となった。そして、『TP5x』ボールをも投入した今大会のスタッツは下記。
・318.7ヤード(11位)、FWキープ率69.64%(3位タイ、39/56H)
投入した2つのピースが完全にハマり、ドライバーの飛距離が伸び、持ち前のアグレッシブさ、攻撃力がさらに強化された形。なお、『プロV1』ボールからの移行で最も懸念されたのが、アプローチなどのショートゲーム面。優勝しているだけあって、周囲の心配は杞憂に終わったようだ。
・スクランブリング 75%(6位タイ)
・パーオン率 72.22%(13位タイ、52/72H)
・平均パット(パーオンH) 1.673(6位タイ)