＜サウジインターナショナル 最終日◇3日◇ロイヤルグリーンズG＆CC、サウジアラビア（7010ヤード・パー70）＞

サウジアラビアで初開催となる欧州ツアー「サウジインターナショナル」は全日程が終了。世界ランク3位のDJことダスティン・ジョンソン（米国）がトータル19アンダーまで伸ばし、世界ランクトップ5のうち4人が集まった新規大会の栄えある初代王者に輝いた。2打差の2位にはリー・ハオトン（中国）が入った。

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■DJ、『M5』から『M6』ドライバーに変更して勝利！

2019年の開幕戦「セントリー・オブ・チャンピオンズ」からテーラーメイド『M5』ドライバーを使用し始め、4位だったDJ。今大会から『M5』よりやさしい『M6』ドライバー（10.5°）を投入しての勝利となった。昨季はやさしい『M4』を年明けから使用開始して即優勝、その後『M3 460』へ移行したが、今季は逆パターンでの優勝となった。

テーラーメイド契約のトッププロのうち、今のところ『M6』ドライバーを使用するのはジェイソン・デイとDJの2人。ローリー・マキロイ、タイガー・ウッズ、ジョン・ラームは『M5』ドライバーを選んでいる。また、DJの3Wは『M5』フェアウェイで、タイガー、ラームも同様だ。マキロイ、デイ、そしてHONMA契約となったジャスティン・ローズは『M6』フェアウェイを使用している。

■1日4イーグルのリー、2つを『ミルドグラインド』で

2位に入ったハオトン・リーは、この試合の3日目に欧州男子ツアーの新記録をマークした。1ラウンドでなんと、4つのイーグルを記録し「62」の衝撃のラウンドとなった。

スタートホールの1番はラフからの40ヤードほどのアプローチをチップインで決め、完璧なスタートを迎える。10番も残り30ヤードほどのFWからのアプローチを直接チップインし「ラッキーな跳ね方だった」。いずれもテーラーメイド『ミルドグラインド』ウェッジで生み出された。

17番は『M4』ドライバーを一閃すると、388ヤードをワンオンし、1.5メートルに。「ボクの人生でベストのティショットだね」と、ここも難なく沈め、ミドルホールで3つ目のイーグルを記録。続く最終ホールでも2オン、ハーフ3つ目のイーグル締めとなった。

なお、パター以外のすべてのクラブがテーラーメイドだが、リーの使用ボールはタイトリスト『プロV1』。DJの使用ボールはリッキー・ファウラーと同じテーラーメイド『TP5x』で、同週に2勝を挙げる結果となった。

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