松山英樹にヒントあり!今季のPGAツアー、誰が何で飛距離UPしているのか?【記者の目】
松山英樹にヒントあり!今季のPGAツアー、誰が何で飛距離UPしているのか?【記者の目】
配信日時:2019年2月12日 12時30分
<AT&Tペブルビーチ・プロアマ 5日目◇11日◇ペブルビーチGLほか、米国カリフォルニア州>
最終ラウンドが順延となっていた米国男子ツアー「AT&Tペブルビーチ・プロアマ」。唯一ホールアウトできなかった最終組のフィル・ミケルソン(米国)とポール・ケイシー(イングランド)の2人による優勝争いは、ミケルソンに軍配が上がった。
48歳にもかかわらず、前週までのドライビングディスタンスでは316ヤード超を記録していたミケルソン。「ウェイストマネジメント・フェニックスオープン」から『EPIC FLASH』に変更していた。だが、2日目には「マスターズまでは前のドライバーでいく」と、『ROGUE SZ』に戻した。そして、44勝目を飾ったが、今季の平均飛距離は304.4ヤード(24位)と、昨季より4.1ヤードUPとなっている。
■今季、誰が飛距離UPしているのか?
使い慣れた『ROGUE SZ』には戻ったものの、ミケルソンのエピソードから『EPIC FLASH』の飛距離性能の高さがうかがえる。そこで、今季と昨季の平均飛距離の違いを調べ、誰が飛距離UPしているのか? 探ってみた。下記に今季の平均飛距離上位者のうち、大幅な飛距離UPに成功している名前を挙げてみよう。
【2019年のALL DRIVE順位】 ※()内は飛距離UPと昨季の順位
3位 パトリック・キャントレー(+12.5y、昨季38位)
4位 アン・ビョンフン(+7.2y、昨季19位)
6位 グレイソン・マレー(+5.6y、昨季22位)
7位 松山英樹(+10.8y、昨季49位)
15位 ジャスティン・ローズ(+4.9y、昨季34位)
16位 ダニー・リー(+17.4y、昨季148位)
17位 タイレル・ハットン(+9.2y、昨季76位)
18位 オリー・シュナイダージャンズ(+5.4y、昨季50位)
24位 フィル・ミケルソン(+4.1y、昨季57位)
48位 ケビン・ナ(+9.2y、昨季157位)
■新ドライバーに替えたのは誰なのか?
そのうち、新シーズンから新作ドライバーに変更した選手と、使用モデルが下記だ。
6位 G・マレー キャロウェイ『EPIC FLASH SZ』
7位 松山英樹 キャロウェイ『EPIC FLASH』
15位 J・ローズ HONMA『TW747 460』
16位 D・リー PING『G400MAX』
17位 T・ハットン PING『G410 PLUS』
24位 P・ミケルソン キャロウェイ『EPIC FLASH』⇒『ROGUE SZ』
まだ試合数もラウンド数も少ないため、「たまたまいい当たりが続いているのでは?」「ラウンド数が少ないなら、飛距離UPする選手の方が多いのは当たり前」と疑う向きもあると思う。だが、昨季の記録が残る選手をすべて比較してみたが、今のところ昨季よりも飛距離ダウンしている選手の方がはるかに多い。(昨季よりダウンが136人、アップしたのが30人。そのうち、4ヤード以上アップはわずか12名)
もちろん、試合を重ねるごとに昨季に近い数字になるはずだが、現在のところは松山英樹を中心に『EPIC FLASH』の使用者から目が離せない状況となっている。
Text/Mikiro Nagaoka
最終ラウンドが順延となっていた米国男子ツアー「AT&Tペブルビーチ・プロアマ」。唯一ホールアウトできなかった最終組のフィル・ミケルソン(米国)とポール・ケイシー(イングランド)の2人による優勝争いは、ミケルソンに軍配が上がった。
48歳にもかかわらず、前週までのドライビングディスタンスでは316ヤード超を記録していたミケルソン。「ウェイストマネジメント・フェニックスオープン」から『EPIC FLASH』に変更していた。だが、2日目には「マスターズまでは前のドライバーでいく」と、『ROGUE SZ』に戻した。そして、44勝目を飾ったが、今季の平均飛距離は304.4ヤード(24位)と、昨季より4.1ヤードUPとなっている。
■今季、誰が飛距離UPしているのか?
使い慣れた『ROGUE SZ』には戻ったものの、ミケルソンのエピソードから『EPIC FLASH』の飛距離性能の高さがうかがえる。そこで、今季と昨季の平均飛距離の違いを調べ、誰が飛距離UPしているのか? 探ってみた。下記に今季の平均飛距離上位者のうち、大幅な飛距離UPに成功している名前を挙げてみよう。
【2019年のALL DRIVE順位】 ※()内は飛距離UPと昨季の順位
3位 パトリック・キャントレー(+12.5y、昨季38位)
4位 アン・ビョンフン(+7.2y、昨季19位)
6位 グレイソン・マレー(+5.6y、昨季22位)
7位 松山英樹(+10.8y、昨季49位)
15位 ジャスティン・ローズ(+4.9y、昨季34位)
16位 ダニー・リー(+17.4y、昨季148位)
17位 タイレル・ハットン(+9.2y、昨季76位)
18位 オリー・シュナイダージャンズ(+5.4y、昨季50位)
24位 フィル・ミケルソン(+4.1y、昨季57位)
48位 ケビン・ナ(+9.2y、昨季157位)
■新ドライバーに替えたのは誰なのか?
そのうち、新シーズンから新作ドライバーに変更した選手と、使用モデルが下記だ。
6位 G・マレー キャロウェイ『EPIC FLASH SZ』
7位 松山英樹 キャロウェイ『EPIC FLASH』
15位 J・ローズ HONMA『TW747 460』
16位 D・リー PING『G400MAX』
17位 T・ハットン PING『G410 PLUS』
24位 P・ミケルソン キャロウェイ『EPIC FLASH』⇒『ROGUE SZ』
まだ試合数もラウンド数も少ないため、「たまたまいい当たりが続いているのでは?」「ラウンド数が少ないなら、飛距離UPする選手の方が多いのは当たり前」と疑う向きもあると思う。だが、昨季の記録が残る選手をすべて比較してみたが、今のところ昨季よりも飛距離ダウンしている選手の方がはるかに多い。(昨季よりダウンが136人、アップしたのが30人。そのうち、4ヤード以上アップはわずか12名)
もちろん、試合を重ねるごとに昨季に近い数字になるはずだが、現在のところは松山英樹を中心に『EPIC FLASH』の使用者から目が離せない状況となっている。
Text/Mikiro Nagaoka