タイガー・ウッズの伝説的モデルへ。米国テーラーメイド、『P7TW』アイアンを1999.99ドルで市販!
タイガー・ウッズの伝説的モデルへ。米国テーラーメイド、『P7TW』アイアンを1999.99ドルで市販!
配信日時:2019年4月15日 01時52分
現地時間8日、米国テーラーメイドがプレスリリースを発表していた。「タイガー・ウッズの求めるアイアンの理想形がついに完成した」といい、彼の復活メジャー制覇という、またとない機会に完璧に合致したアナウンスだった。
「タイガー・ウッズと弊社が共同設計したプレミアムブレードである『P・7TW』アイアンを発表しました。『P・7TW』アイアンは、精密鍛造マッスルバックブレード型アイアンの固有のミニマリズムと、飛行制御のためのTaylorMadeのミルドグラインドソールおよびタングステン加重の技術および正確さおよびTiger特有の独特の感触を組み合わせたものです」(同社HPより)
■ミルドグラインドで、毎回同じものが手に入る!
既報のように、ソールにギザギザのミルドグラインド痕がある『P・7TW』アイアン。精密な削り出しで作られるため、職人の手作業に頼らずとも、毎回全く同じものが作れる。手作りのものだと微妙な個体差が出るため、過去にタイガーはエースアイアンを選び抜くために、各番手で最大8つのセットの中から一つひとつを打って選ぶ必要があったが、このテストプロセスが不要になった。
「50種類のクラブのセットを混ぜ合わせる必要はもうありません。私たちは、毎回、クラブからクラブへ、そしてセットごとに、一貫性を持ってそれぞれを複製することができます。ミルドグラインドで、私が今までに使っていたものと本質的に同じセットを手に入ることを知っているのは、とても大きなことです。セットを見つけるのに、もう何百というゴルフボールを打つ必要はありません」(タイガー・ウッズ)
■埋め込まれたタングステンが【ウィンドウ】にボールを収める
海外のトッププロたちは「ウィンドウ」という言葉をよく使う。もちろん、タイガーも同様で、出球から飛んでいく球が同じ軌道を辿り、ウィンドウ、枠を外さない状態を表す。今回の『P・7TW』アイアンは、そのウィンドウを外さない状態になった大きな理由として、タイガーはスイートスポット裏に埋め込まれたタングステンの存在を挙げる。
「私のキャリアを通してずっと根底にあるのが、手の感覚です。唯一ゴルフクラブが手に直接触れるものだと父から言われてきましたから。スイング中に手が何かを感じたら、グリップ径でもわずかに外れる。ほんの少しでも、グリップの下に泡立ちを感じたら。でも、それがショットの感覚です。それが出てくるように何かを感じるなら、シャフトと私はそのボールがどこにあるべきか分かっていて、あるべき場所のウィンドウの中にいません。問題があり、対処する必要があります。
それを修正する、我々のアイアンゲームはすぐ後ろのヘッドの中にあるタングステン。これがあれば、なんらかの理由でスイートスポットをより深く感じますが、もっと重要なことは、私のボールの飛び様がより安定したものになったこと。もっとキックアップしていない、鋭いボールの飛行の、いつもより深いフィーリングが好き。タングステンは私がずっと探していたそのタイプのフィーリングと反応を与えてくれたんです」(タイガー・ウッズ)
■オールドロフトを好み、飛びすぎを嫌う
ナイキ時代から、タイガーはアイアンにタングステンを埋め込む試みを行っており、当時ナイキは「重心位置をセンターに近づける目的」と語っていた。ところが、今回タイガー自らタングステンついて「より深い打感と、曲がりを減らす」直接的なメリットがあることを明かした。
そして、ナイキからテーラーメイドに移った2017年は『TW PHASE-1』をナイキ時代から信頼する研磨職人、マイク・テーラーと創り上げた。あくまでも自分のウィンドウと、自分の慣れた番手と距離にこだわった。使い慣れたロフトを15年近く変更しないため、PWは50度近くと寝たオールドロフトを貫いている。
「彼は自分の8番アイアンを165ヤードにしたくない、彼は162ヤードにしたいと思っています。それを満たすために必要なのはそのレベルの詳細です」(製品開発のPaul Demkowski)、「彼がアイアンに期待するパフォーマンスは、私が今まで扱ったことのあるどのプレーヤーよりも正確です」(ツアー担当のKeith Sbarbaro)
今大会のパーオン率は81%を記録し、出場選手平均の64%を大きく上回った。勝利を決定付けた170ヤードの16番ショートホールでも、やるべき仕事を平然と8番アイアンで片付けた。起伏の激しい落とし所の限られる舞台でも、その経験値は誰よりも多かった。そして、マスターたちがアイアンやウェッジのタテ距離のミスを度々犯す中、タイガーは誰よりも安定して自分と弾道をコントロールしきってみせた。
米国で5月1日にごく一部店舗で販売開始される『P・7TW』アイアン。(WEBにてプレ予約開始)価格は1999.99ドルだが、マスターズの、いや、ゴルフの歴史的シーンを彩った後世に語り継がれるシグニチャーモデルとなるのは確実。世界中のタイガーファンが是が非でも手に入れたくなる!?
【タイガー・ウッズの優勝ギア】
1W:テーラーメイドM5(9.0°)
3W:テーラーメイドM5(13.0°)
5W:テーラーメイドM3(19.0°)
3I〜PW:テーラーメイドP・7TW
A,SW:ミルドグラインド(56,60°)
PT:スコッティ・キャメロン ニューポート2 GSS
BALL:ブリヂストン TOUR B XS
「タイガー・ウッズと弊社が共同設計したプレミアムブレードである『P・7TW』アイアンを発表しました。『P・7TW』アイアンは、精密鍛造マッスルバックブレード型アイアンの固有のミニマリズムと、飛行制御のためのTaylorMadeのミルドグラインドソールおよびタングステン加重の技術および正確さおよびTiger特有の独特の感触を組み合わせたものです」(同社HPより)
■ミルドグラインドで、毎回同じものが手に入る!
既報のように、ソールにギザギザのミルドグラインド痕がある『P・7TW』アイアン。精密な削り出しで作られるため、職人の手作業に頼らずとも、毎回全く同じものが作れる。手作りのものだと微妙な個体差が出るため、過去にタイガーはエースアイアンを選び抜くために、各番手で最大8つのセットの中から一つひとつを打って選ぶ必要があったが、このテストプロセスが不要になった。
「50種類のクラブのセットを混ぜ合わせる必要はもうありません。私たちは、毎回、クラブからクラブへ、そしてセットごとに、一貫性を持ってそれぞれを複製することができます。ミルドグラインドで、私が今までに使っていたものと本質的に同じセットを手に入ることを知っているのは、とても大きなことです。セットを見つけるのに、もう何百というゴルフボールを打つ必要はありません」(タイガー・ウッズ)
■埋め込まれたタングステンが【ウィンドウ】にボールを収める
海外のトッププロたちは「ウィンドウ」という言葉をよく使う。もちろん、タイガーも同様で、出球から飛んでいく球が同じ軌道を辿り、ウィンドウ、枠を外さない状態を表す。今回の『P・7TW』アイアンは、そのウィンドウを外さない状態になった大きな理由として、タイガーはスイートスポット裏に埋め込まれたタングステンの存在を挙げる。
「私のキャリアを通してずっと根底にあるのが、手の感覚です。唯一ゴルフクラブが手に直接触れるものだと父から言われてきましたから。スイング中に手が何かを感じたら、グリップ径でもわずかに外れる。ほんの少しでも、グリップの下に泡立ちを感じたら。でも、それがショットの感覚です。それが出てくるように何かを感じるなら、シャフトと私はそのボールがどこにあるべきか分かっていて、あるべき場所のウィンドウの中にいません。問題があり、対処する必要があります。
それを修正する、我々のアイアンゲームはすぐ後ろのヘッドの中にあるタングステン。これがあれば、なんらかの理由でスイートスポットをより深く感じますが、もっと重要なことは、私のボールの飛び様がより安定したものになったこと。もっとキックアップしていない、鋭いボールの飛行の、いつもより深いフィーリングが好き。タングステンは私がずっと探していたそのタイプのフィーリングと反応を与えてくれたんです」(タイガー・ウッズ)
■オールドロフトを好み、飛びすぎを嫌う
ナイキ時代から、タイガーはアイアンにタングステンを埋め込む試みを行っており、当時ナイキは「重心位置をセンターに近づける目的」と語っていた。ところが、今回タイガー自らタングステンついて「より深い打感と、曲がりを減らす」直接的なメリットがあることを明かした。
そして、ナイキからテーラーメイドに移った2017年は『TW PHASE-1』をナイキ時代から信頼する研磨職人、マイク・テーラーと創り上げた。あくまでも自分のウィンドウと、自分の慣れた番手と距離にこだわった。使い慣れたロフトを15年近く変更しないため、PWは50度近くと寝たオールドロフトを貫いている。
「彼は自分の8番アイアンを165ヤードにしたくない、彼は162ヤードにしたいと思っています。それを満たすために必要なのはそのレベルの詳細です」(製品開発のPaul Demkowski)、「彼がアイアンに期待するパフォーマンスは、私が今まで扱ったことのあるどのプレーヤーよりも正確です」(ツアー担当のKeith Sbarbaro)
今大会のパーオン率は81%を記録し、出場選手平均の64%を大きく上回った。勝利を決定付けた170ヤードの16番ショートホールでも、やるべき仕事を平然と8番アイアンで片付けた。起伏の激しい落とし所の限られる舞台でも、その経験値は誰よりも多かった。そして、マスターたちがアイアンやウェッジのタテ距離のミスを度々犯す中、タイガーは誰よりも安定して自分と弾道をコントロールしきってみせた。
米国で5月1日にごく一部店舗で販売開始される『P・7TW』アイアン。(WEBにてプレ予約開始)価格は1999.99ドルだが、マスターズの、いや、ゴルフの歴史的シーンを彩った後世に語り継がれるシグニチャーモデルとなるのは確実。世界中のタイガーファンが是が非でも手に入れたくなる!?
【タイガー・ウッズの優勝ギア】
1W:テーラーメイドM5(9.0°)
3W:テーラーメイドM5(13.0°)
5W:テーラーメイドM3(19.0°)
3I〜PW:テーラーメイドP・7TW
A,SW:ミルドグラインド(56,60°)
PT:スコッティ・キャメロン ニューポート2 GSS
BALL:ブリヂストン TOUR B XS