あの名器の再来!? ミズノプロ『無刻印プロト』投入の手嶋多一「TN-87が帰ってきた」
あの名器の再来!? ミズノプロ『無刻印プロト』投入の手嶋多一「TN-87が帰ってきた」
配信日時:2019年4月17日 04時20分
<東建ホームメイトカップ 事前情報◇16日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)◇7081ヤード・パー71>
国内男子ツアー開幕戦、「東建ホームメイトカップ」練習日。恒例のクラブセッティング撮影が行われる中、ミズノ契約の手嶋多一、武藤俊憲が見慣れぬアイアンをバッグに入れていた。
■手嶋多一のシニア初戦優勝の立役者!?
昨年は22年続いた賞金シードを手放し、今季は2014年「日本プロ」優勝の資格で参戦する手嶋。シード復活を目指して臨む手に握られていたのは、先週の「金秀シニア 沖縄オープンゴルフトーナメント」でシニアツアーデビューを果たし、初戦にして優勝。シニア初優勝を助けた新兵器だとか。
「金秀の練習ラウンドで初めて使って、そのままこれで行こうと思った」と即決したのは、契約するミズノのプロトアイアン。笑みと冗談がとめどなく溢れるのはレギュラーツアーの舞台と、先週優勝したからか。いや、このアイアン、相当気に入っている模様…。(手嶋はミズノに対して愛のムチで厳しい意見も口をつくタイプ)
「マッスルなんだけどね、飛ぶんだよ、これがさ〜! 見た目は『TN-87』が帰ってきた!みたいな。(超笑顔)球の高低、曲げなどの打ち分け、操作性が高いよね。やさしい点は球が拾えるところ。金秀の初日は風が強かったんだけど、強風の中でもボールをコントロールできたしね」(手嶋多一)
なんと、ミズノと数十年歩んできた手嶋の口から、名器『TN-87』の言葉が飛び出した。「ミズノプロ」のロゴはあるが、品番や数字が何も書かれていない無刻印プロト。まさか、本当に『TN-87』の復刻なのか。
■武藤俊憲「高さとスピンの両方が入る」
武藤俊憲もつかまえて、ミズノプロ『無刻印プロト』の性能について根掘り葉掘り聞くが、彼の口から期待した『TN-87』のワードが聞かれることはなかった。(武藤がミズノと契約したのは2014年からなので、それも当然か…)
「言うまでもないですが、ミズノなので打感はいいですよね。ボクはピンの根元を狙って行くタイプなので、球の高さとスピンの両方で止めたいんです。アイアンなので当然”狙った距離”でボールを止めたい。それには適度なスピンが入らないと。最近のアイアンはスピンが少ないものも多いですが、それだとグリーンでボールを止められませんから。
その点で、このNEWモデルはスピンがしっかり入ってくれるのが気に入っています。構えた時の見た目と出球がしっかりとマッチしているのも、いいですね。例えば少しオープンに見えるのに、思ったよりつかまってしまうようなクラブは使えません。このクラブは見た目通りのボールが打てるので良いです」(武藤俊憲)
なお、R&A適合リストにて当該モデルを探すものの、現時点でマッスルバックは確認できず。そしてプロ担当も「まだ何も話せません」とのこと。はたして、名器『TN-87』とは関係があるのか、『無刻印プロト』の詳細が判明しだい、続報をお届けする。
国内男子ツアー開幕戦、「東建ホームメイトカップ」練習日。恒例のクラブセッティング撮影が行われる中、ミズノ契約の手嶋多一、武藤俊憲が見慣れぬアイアンをバッグに入れていた。
■手嶋多一のシニア初戦優勝の立役者!?
昨年は22年続いた賞金シードを手放し、今季は2014年「日本プロ」優勝の資格で参戦する手嶋。シード復活を目指して臨む手に握られていたのは、先週の「金秀シニア 沖縄オープンゴルフトーナメント」でシニアツアーデビューを果たし、初戦にして優勝。シニア初優勝を助けた新兵器だとか。
「金秀の練習ラウンドで初めて使って、そのままこれで行こうと思った」と即決したのは、契約するミズノのプロトアイアン。笑みと冗談がとめどなく溢れるのはレギュラーツアーの舞台と、先週優勝したからか。いや、このアイアン、相当気に入っている模様…。(手嶋はミズノに対して愛のムチで厳しい意見も口をつくタイプ)
「マッスルなんだけどね、飛ぶんだよ、これがさ〜! 見た目は『TN-87』が帰ってきた!みたいな。(超笑顔)球の高低、曲げなどの打ち分け、操作性が高いよね。やさしい点は球が拾えるところ。金秀の初日は風が強かったんだけど、強風の中でもボールをコントロールできたしね」(手嶋多一)
なんと、ミズノと数十年歩んできた手嶋の口から、名器『TN-87』の言葉が飛び出した。「ミズノプロ」のロゴはあるが、品番や数字が何も書かれていない無刻印プロト。まさか、本当に『TN-87』の復刻なのか。
■武藤俊憲「高さとスピンの両方が入る」
武藤俊憲もつかまえて、ミズノプロ『無刻印プロト』の性能について根掘り葉掘り聞くが、彼の口から期待した『TN-87』のワードが聞かれることはなかった。(武藤がミズノと契約したのは2014年からなので、それも当然か…)
「言うまでもないですが、ミズノなので打感はいいですよね。ボクはピンの根元を狙って行くタイプなので、球の高さとスピンの両方で止めたいんです。アイアンなので当然”狙った距離”でボールを止めたい。それには適度なスピンが入らないと。最近のアイアンはスピンが少ないものも多いですが、それだとグリーンでボールを止められませんから。
その点で、このNEWモデルはスピンがしっかり入ってくれるのが気に入っています。構えた時の見た目と出球がしっかりとマッチしているのも、いいですね。例えば少しオープンに見えるのに、思ったよりつかまってしまうようなクラブは使えません。このクラブは見た目通りのボールが打てるので良いです」(武藤俊憲)
なお、R&A適合リストにて当該モデルを探すものの、現時点でマッスルバックは確認できず。そしてプロ担当も「まだ何も話せません」とのこと。はたして、名器『TN-87』とは関係があるのか、『無刻印プロト』の詳細が判明しだい、続報をお届けする。