米国テーラーメイドが40周年を記念し、SNS及びYouTubeにオリジナル動画を投稿している。ちょうど日本でも「令和」を迎え、平成を振り返る企画がよく見られるが、テーラーメイドも同様に自社の40年の歴史を振り返っている。

さて、2017年からチーム・テーラーメイドに加わった、タイガー・ウッズ、ローリー・マキロイ。そして、キャリアのすべてをテーラーメイドで過ごしてきたダスティン・ジョンソン、ジェイソン・デイ、ジョン・ラーム。現代のPGAツアーをリードする彼らがお気に入りの「平成のテーラーメイドのドライバー」とは何なのか？

まず、動画ではテーラーメイド契約の長いDJが、手元側の太さの変化した『バブルシャフト』が採用された『BURNER BUBBLE』（1996年・平成8年モデル）について、「あのオレンジヘッドとBUBBLEは病みつきだったよね」と振り返る。

それにマキロイも応じ、2人は「『R300』シリーズ（2001年・平成13年モデル）や『R510TP』（390cc・2003年・平成15年モデル）も良かったよね」と思い出を語る。ジェイソン・デイも応じ「『R580』『R540』『R510』の『R500』シリーズ（2002年・平成14年モデル）も良かった」と語る。

だが、マキロイが「それよりもっと良かったとおぼえてるのが、ボクらの７がつく…えーっと…」と、『r7 QUAD』（400cc・2006年・平成18年モデル）を思い出す。そこにデイも応じ「彼らが白（クラウンが白い『R11』）を出す前のやつね」と話し、マキロイも「そうそう」と応じる。

白というキーワードに反応したのはDJとデイ。「白（『R11』）の前に9を通り過ぎてるよ」と『R9』（420cc、2009年・平成21年モデル）と『AEROBURNER』（460cc・2010年・平成27年モデル）というお気に入りモデルを挙げる。

動画の最後では『ロケットボールズ』（460cc・2012年・平成24年モデル）と複数人が挙げていたが、5人の中で最も若いジョン・ラーム（24歳）と、最もテーラーメイド歴の短いタイガー・ウッズ（43歳）は、過去のテーラーメイドドライバーの会話についていけない様子だった。