＜ウェルズ・ファーゴ選手権 最終日◇5日◇クエール・ハローC（米国ノースカロライナ州）◇7562ヤード・パー72＞

米国男子ツアー「ウェルズ・ファーゴ選手権」最終日が行われ、米国の28歳、マックス・ホーマがトータル15アンダーでツアー初優勝を挙げた。トータル11アンダーのトップタイでスタートした最終日に5バーディ・1ボギーの「67」をマークし、他を突き放した。ホーマは、2014年と16年に下部のウェブドッドコムツアーで1勝ずつを挙げている。

この試合から、ドライバーを変更、飛距離を伸ばしていた。タイトリスト総合契約のホーマは、前週の『TS3』から低スピンタイプな『TS4』に変更し、この試合最終日の平均飛距離は320ヤード、4日間平均でも312.6ヤードを記録。前週までのドライビングディスタンスを300.3ヤードと大台に乗せ、4人を抜いた。

『TS4』は『TS2』や『TS3』の既存2機種よりも小ぶりな430ccで、フェース側にウェイトが配置され、低・浅重心で低スピン＆高初速が特徴。『TS』シリーズは数字が増えるほどに操作性が増して上級者向きになる形だが、日本での展開は現時点ではアナウンスされていない。（米国では6月下旬発売）

【マックス・ホーマの優勝ギア】
1W：タイトリストTS4
（9.5°、テンセイCK Proオレンジ70TX）
3W：タイトリストTS3（15°）
UT：タイトリスト818H2（19°）
4I〜9I：タイトリスト718MB
P,A,SW：ボーケイSM7（46,50,54,60°）
PT：スコッティ・キャメロンT5W
BALL：タイトリストPro V1