松山英樹のMONSTERコースの印象は?「全米プロ」練習日の気になる画像【記者の目】
松山英樹のMONSTERコースの印象は?「全米プロ」練習日の気になる画像【記者の目】
配信日時:2019年5月15日 02時54分
<全米プロゴルフ選手権 事前情報◇14日◇ベスページ・ブラックコース(米国ニューヨーク州)◇7432ヤード・パー70>
8月から5月へと開催時期が変更となった海外メジャー第2戦「全米プロゴルフ選手権」。現地14日(火)“モンスター”の異名をとるベスページ・ブラックコースを出場選手たちが入念にチェックしている。
ベスページ・ブラックコースは、パー70ながら、全長が7432ヤードと距離が長く、フェアウェイも狭いため、多くの選手が警戒する難コース。ラウンドを終えた松山英樹もその難度の高さを口にしていた。
「難しいですね。厳しいセッティングになるんじゃないかと思います。先週の試合と比べて、フェアウェイの幅が3分の1くらいしかないし、ティショットがすごく大事。ここまで深いラフは久々にやるんで。グリーン周りよりセカンドショットの方が粘っこさは感じる。距離が長いので、そこでグリーンまで持って行く、コントロールができない」(松山英樹)
■大きな新ギア投入はPING『G410LST』のみか
現地画像を細かくチェックしていると、新ドライバーと思しきモデルを投入している選手が複数目についた。ソールが真っ黒の『G410』を使うゲーリー・ウッドランド、Y・E・ヤンら複数選手だ。既に発売中の『G410』は『PLUS』も『SFT』もソール真ん中には赤い水玉模様だが、この部分のカラーリングが黒くなった未発表の『LST』を投入したのか。
⇒PING『G410LST』が適合リストに登録された!
「ストロークゲインド:ティトゥグリーン」で常に上位につける松山(今季はこれまで3位)がこれだけの警戒心を抱くほどのコース。他の選手の警戒心はそれ以上のはずで、曲げずに距離も出さなければならない状況で、名器・『G400LST』の後継機種に飛びついた可能性もうかがえる。
それにしても、ウッドランドはウィルソン契約、クラブ契約フリーのY・E・ヤンも含め、最初に飛びつくのが契約外選手というのも名器・『G400LST』の後継機種たるゆえんか。PING契約選手で誰が一番に投入するのかにも注目したい。
■MONSTERエナジーを手にするモンスター画像は…
PGAツアーで“MONSTER”と言えば、誰もタイガー・ウッズのキャディバッグを思い浮かべる。エナジードリンク『MONSTER ENERGY』が長年スポンサードしているからだ。というわけで、今週はタイガーのメジャー連勝を全世界のゴルファーが期待しなければならない週。MONSTERコースを制すには、MONSTERエナジーを吸収するレジェンドMONSTERしかいない。
と、思って現地写真を期待したのだが、残念ながら寒さのせいか、MONSTERコース、MONSTERエナジー、MONSTERタイガーの3点が揃った画像は手にできず。とにかく、気温が上がってほしい!(ちなみに、キャロウェイの全米プロ仕様スタッフバッグは、ロゴがMONSTER風に暴れまわっており、たくさん画像が確認できます…)
■B・ケプカが、NIKEロゴが縦に入ったキャップ!
昨年の「全米プロ」覇者である、ブルックス・ケプカ。全5勝のうち、メジャー3勝(全米OP2勝、全米プロ1勝)という、“全米”と付くメジャーにめっぽう強い男だけに、注目度も満点。「マスターズ」も2位で、メジャーになるほど飛んで曲がらない特殊能力を見せる。
そんなケプカのキャップに一瞬「?」と目が釘付けに…。NIKEのロゴが縦向きに入っており、いつもと様子が違うのである。米国サイトを確認すると、『Nike AeroBill Classic99』として、販売もされているモデルで、「MAJOR STYLE. MAJOR COMFORT.」とメジャーのための特別なものとあった。
この縦ロゴのキャップを被っていたのは、この日の画像ではケプカのみ。現地の寒さでニットキャップを被る選手が多いこともあるが、はたして本戦でも“ディフェンディング・チャンピオンのみ”が被ることになるのか、気がかりなところ。(マキロイ、モリナリ、ケーシーも通常ロゴ)
それにしても、この縦ロゴ、かなりカッコよくないですか!? 米国サイトを確認すると、かなりのカラバリもあり、ド派手なツートンカラーも用意されている。(でも、ケプカにはシックなものが似合いそうな気が…。日本でも早く販売してほしい!)
Text/Mikiro Nagaoka
8月から5月へと開催時期が変更となった海外メジャー第2戦「全米プロゴルフ選手権」。現地14日(火)“モンスター”の異名をとるベスページ・ブラックコースを出場選手たちが入念にチェックしている。
ベスページ・ブラックコースは、パー70ながら、全長が7432ヤードと距離が長く、フェアウェイも狭いため、多くの選手が警戒する難コース。ラウンドを終えた松山英樹もその難度の高さを口にしていた。
「難しいですね。厳しいセッティングになるんじゃないかと思います。先週の試合と比べて、フェアウェイの幅が3分の1くらいしかないし、ティショットがすごく大事。ここまで深いラフは久々にやるんで。グリーン周りよりセカンドショットの方が粘っこさは感じる。距離が長いので、そこでグリーンまで持って行く、コントロールができない」(松山英樹)
■大きな新ギア投入はPING『G410LST』のみか
現地画像を細かくチェックしていると、新ドライバーと思しきモデルを投入している選手が複数目についた。ソールが真っ黒の『G410』を使うゲーリー・ウッドランド、Y・E・ヤンら複数選手だ。既に発売中の『G410』は『PLUS』も『SFT』もソール真ん中には赤い水玉模様だが、この部分のカラーリングが黒くなった未発表の『LST』を投入したのか。
⇒PING『G410LST』が適合リストに登録された!
「ストロークゲインド:ティトゥグリーン」で常に上位につける松山(今季はこれまで3位)がこれだけの警戒心を抱くほどのコース。他の選手の警戒心はそれ以上のはずで、曲げずに距離も出さなければならない状況で、名器・『G400LST』の後継機種に飛びついた可能性もうかがえる。
それにしても、ウッドランドはウィルソン契約、クラブ契約フリーのY・E・ヤンも含め、最初に飛びつくのが契約外選手というのも名器・『G400LST』の後継機種たるゆえんか。PING契約選手で誰が一番に投入するのかにも注目したい。
■MONSTERエナジーを手にするモンスター画像は…
PGAツアーで“MONSTER”と言えば、誰もタイガー・ウッズのキャディバッグを思い浮かべる。エナジードリンク『MONSTER ENERGY』が長年スポンサードしているからだ。というわけで、今週はタイガーのメジャー連勝を全世界のゴルファーが期待しなければならない週。MONSTERコースを制すには、MONSTERエナジーを吸収するレジェンドMONSTERしかいない。
と、思って現地写真を期待したのだが、残念ながら寒さのせいか、MONSTERコース、MONSTERエナジー、MONSTERタイガーの3点が揃った画像は手にできず。とにかく、気温が上がってほしい!(ちなみに、キャロウェイの全米プロ仕様スタッフバッグは、ロゴがMONSTER風に暴れまわっており、たくさん画像が確認できます…)
■B・ケプカが、NIKEロゴが縦に入ったキャップ!
昨年の「全米プロ」覇者である、ブルックス・ケプカ。全5勝のうち、メジャー3勝(全米OP2勝、全米プロ1勝)という、“全米”と付くメジャーにめっぽう強い男だけに、注目度も満点。「マスターズ」も2位で、メジャーになるほど飛んで曲がらない特殊能力を見せる。
そんなケプカのキャップに一瞬「?」と目が釘付けに…。NIKEのロゴが縦向きに入っており、いつもと様子が違うのである。米国サイトを確認すると、『Nike AeroBill Classic99』として、販売もされているモデルで、「MAJOR STYLE. MAJOR COMFORT.」とメジャーのための特別なものとあった。
この縦ロゴのキャップを被っていたのは、この日の画像ではケプカのみ。現地の寒さでニットキャップを被る選手が多いこともあるが、はたして本戦でも“ディフェンディング・チャンピオンのみ”が被ることになるのか、気がかりなところ。(マキロイ、モリナリ、ケーシーも通常ロゴ)
それにしても、この縦ロゴ、かなりカッコよくないですか!? 米国サイトを確認すると、かなりのカラバリもあり、ド派手なツートンカラーも用意されている。(でも、ケプカにはシックなものが似合いそうな気が…。日本でも早く販売してほしい!)
Text/Mikiro Nagaoka