今年で3回目を迎えた「ゴルフネットワーク 100切り選手権 2010」が、茨城県にあるサニーフィールドゴルフ倶楽部で、7月19日(月・祝)に開催された。この競技には真剣にスコア“100”を切りたいと思っている149名のアマチュアゴルファーが集結。猛暑の中、持っている力を存分に発揮し、自らの壁に立ち向かっていった。

　JGA競技規則ならびに大会ローカルルールを適用し18ホールのストロークプレーで行われたこの競技。参加したゴルファーは“なあなあ”でプレーするのではなく、最後のパットまでしっかり行い、自らの壁に立ち向かっていく。高い当選倍率の中から選ばれた参加者の目は“打倒3桁”という数字に燃えていた。

　このイベントへの出場資格は、常に100の壁を越えたいと思っているアマチュアゴルファー、人生で1度も100を切ったことがない人などが対象。スタートの1時間以上前からゴルフ場に到着し打ち込み、パッティング練習、バンカー練習をする姿も珍しくない。トリッキーなサニーフィールドゴルフ倶楽部を相手に、自分がどれだけベストな状態で戦えるか意気込みが伝わってきた。

　老若男女、誰でも出場できるこの競技。自らの目標に向かってスタートした参加者だったが、なかなか一筋縄には行かず、あと一歩のところで…という悔しい思いをする人も多かった。この日は夕刻から雲行きがあやしくなり、雷のため中断をはさんだ組もあったが、それでも最後まであきらめず再開後にプレーして念願の“100切り”を達成した人も。上は77歳の男性から、下は14歳の女の子まで23名が見事「100切りを達成」。大会応援団長として駆けつけたゴルゴ松本さんから認定書が贈られ笑顔を見せていた。また、2010年「レッスン・オブ・ザ・イヤー」を受賞した佐久間馨氏(ゴルフ科学研究所主宰)も参加者を労いながら、100を切るための心得なども話してくれた。

　なお、今年は8月7日(土)には北六甲カントリー倶楽部(東コース)で初の関西大会が開催される。

このイベントは後日ゴルフネットワークにて放送される予定となっている。
http://www.golfnetwork.co.jp/

【参加した編集Nの話】
「100切り選手権」ということで、どんな人たちが参加しているのかなと興味を持って行きました。正直、東京から遠い…サニーフィールドゴルフ倶楽部にも関わらず、多くの人たちが朝早くから来ていることにびっくり。本当に暑かった中、参加者は皆真剣な目でプレーしていたのが印象的でした。前半で「50」を切った人、切れなかった人、後半いくつでまわれば念願の100切り達成など、一喜一憂しながらも、みんなこの大会にかけているんだなと感じました。見事100を切った人は、スコア表の前で写真を撮ったり、ゴルゴさんからもらった証明書に心から喜び、みなさん輝いていました。今年の募集はもう終わりましたが、真剣に100を切りたいと思っている方。チャンスがあれば来年出場することをオススメします！きっと自分のゴルフ感が変ってきますよ。