毎年9月、スイスでもっとも美しい山岳リゾート地のひとつとして知られるクラン・モンタナにて開催される「オメガヨーロピアン マスターズ」にグレッグ・ノーマンが参戦することが決まったと発表された。

　オメガがスポンサードするこの大会は、セルヒオ・ガルシアをはじめ、アーニー・エルス、リー・ウェストウッドらトップゴルファーが優勝者に名を連ねる由緒ある大会で、昨年はアレクサンダー・ノレン（スウェーデン）が通算20アンダーで勝利を手にした。

　世界中の大会で80勝以上をあげ、1980年代から90年代には331週の間、世界ランキング1位をキープした名選手、ノーマン。50代を迎えてもその活躍はめざましく2008年の全英オープンでは最終日を単独首位で迎え、53歳(当時)で史上最年長メジャー制覇に注目が集まった。結果はパドレイグ・ハリントンに逆転され惜しくも3位に終わったが、彼の勇姿は世界中のゴルフファンに感動を与えた。

　この大会の前身「スイス オープン」で、1980年に3位の好成績を残している。今回の舞台クラン・モンタナでのプレーは1995年以来になり、久々のクラン・モンタナでのノーマンのプレーが注目されることは間違いないだろう。


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