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PINGと契約した大型新人、ビクトル・ホブラン。なぜ、ロングアイアンの方が難モデル?【WITB】
PINGと契約した大型新人、ビクトル・ホブラン。なぜ、ロングアイアンの方が難モデル?【WITB】
配信日時:2019年6月24日 04時50分
<トラベラーズ選手権 最終日◇23日◇TPCリバー・ハイランズ(コネチカット州)◇6841ヤード・パー70>
「トラベラーズ選手権」はチェズ・リアビ(米国)がトータル17アンダーで11年ぶりの2勝目を獲得。また、この大会からプロ転向を発表していたPING契約の新人、ビクトル・ホブランもトータル1アンダーの54位タイで完走。同じく話題のテーラーメイド契約の新人、マシュー・ウルフはMDFとなり、最終日まで進めなかった。
⇒変則GG打法の超ぶっ飛びアマ、マシュー・ウルフがテーラーメイド契約プロとしてデビュー!
そんなホブランはオクラホマ州立大学の21歳で、ノルウェーのオスロ出身。PINGの創業者カーステン・ソルハイムもノルウェーのベルゲンに本拠を置き、1970年代から多くのジュニアや学校のゴルフを支援してきた。ホブランもオクラホマ州の「カーステン クリークGC」で腕を磨いてきた縁を持つ。PINGの社長で創業者カーステンの孫であるジョン・K・ソルハイムは、ホブランとの契約時にこう語っている。
「彼は礼儀正しく、謙虚で、いつも微笑んでいます。その才能は信じられないほどで、すでに素晴らしいキャリアを積んでいます。私たちは彼のプロとしての旅が繰り広げられるのを見て興奮しています。私は祖父がノルウェー人のビクトルの性格とPINGを表す才能を持っていることを光栄に思います」(PING社長、ジョン・K・ソルハイム)
複数年契約を結び、ホブランはドライバーとパターを含めて、少なくとも11本のPINGのクラブでプレーする。そして、直近の「全米オープン」で変更したドライバーについて「『G410LST』は私のゲームに最適です」とホブランは言う。
「通常はこんな大きな試合の前にギア変更をしませんが、PINGのツアー担当者と一緒に週の間テストした後、『G410LST』が最良の選択なことは明らかでした。フェースの中心で打てるし、好みのウィンドウで飛ぶし、スピンもぴったり。飛んで曲がらなくなることを知っているため、私はティから自信を持ってスイングできます」(ビクトル・ホブラン)
また、アイアンはロングアイアンが難しい『iBlade』で、7I以下の方がやさしい『i210』という、一般的な選手とは逆のパターンとなっている。(多くのプロはロングアイアンを大型キャビティや中空にしたり、アイアン型UTを入れることも多い)この理由についてPINGのツアー担当者は「ユニークな組み合わせの理由は、ショートアイアンで球が低かったところを改善したかったから」と話している。
【ビクトル・ホブランの使用ギア】
1W:ピン G410LST(9°、HZRDUS 6.5)
3W:ピン G410LST(14.5°、HZRDUS Smoke 6.5TX)
UT:キャロウェイX-FORGED(21°、ツアーAD-DI-85X)
4I〜6I:ピン iBlade
7I〜PW:ピン i210(KBS Tour-V 120X)
A,S,LW:テーラーメイドTour Preferred EF(50, 56, 60°)
PT:テーラーメイドTP Collection Mullen2
「トラベラーズ選手権」はチェズ・リアビ(米国)がトータル17アンダーで11年ぶりの2勝目を獲得。また、この大会からプロ転向を発表していたPING契約の新人、ビクトル・ホブランもトータル1アンダーの54位タイで完走。同じく話題のテーラーメイド契約の新人、マシュー・ウルフはMDFとなり、最終日まで進めなかった。
⇒変則GG打法の超ぶっ飛びアマ、マシュー・ウルフがテーラーメイド契約プロとしてデビュー!
そんなホブランはオクラホマ州立大学の21歳で、ノルウェーのオスロ出身。PINGの創業者カーステン・ソルハイムもノルウェーのベルゲンに本拠を置き、1970年代から多くのジュニアや学校のゴルフを支援してきた。ホブランもオクラホマ州の「カーステン クリークGC」で腕を磨いてきた縁を持つ。PINGの社長で創業者カーステンの孫であるジョン・K・ソルハイムは、ホブランとの契約時にこう語っている。
「彼は礼儀正しく、謙虚で、いつも微笑んでいます。その才能は信じられないほどで、すでに素晴らしいキャリアを積んでいます。私たちは彼のプロとしての旅が繰り広げられるのを見て興奮しています。私は祖父がノルウェー人のビクトルの性格とPINGを表す才能を持っていることを光栄に思います」(PING社長、ジョン・K・ソルハイム)
複数年契約を結び、ホブランはドライバーとパターを含めて、少なくとも11本のPINGのクラブでプレーする。そして、直近の「全米オープン」で変更したドライバーについて「『G410LST』は私のゲームに最適です」とホブランは言う。
「通常はこんな大きな試合の前にギア変更をしませんが、PINGのツアー担当者と一緒に週の間テストした後、『G410LST』が最良の選択なことは明らかでした。フェースの中心で打てるし、好みのウィンドウで飛ぶし、スピンもぴったり。飛んで曲がらなくなることを知っているため、私はティから自信を持ってスイングできます」(ビクトル・ホブラン)
また、アイアンはロングアイアンが難しい『iBlade』で、7I以下の方がやさしい『i210』という、一般的な選手とは逆のパターンとなっている。(多くのプロはロングアイアンを大型キャビティや中空にしたり、アイアン型UTを入れることも多い)この理由についてPINGのツアー担当者は「ユニークな組み合わせの理由は、ショートアイアンで球が低かったところを改善したかったから」と話している。
【ビクトル・ホブランの使用ギア】
1W:ピン G410LST(9°、HZRDUS 6.5)
3W:ピン G410LST(14.5°、HZRDUS Smoke 6.5TX)
UT:キャロウェイX-FORGED(21°、ツアーAD-DI-85X)
4I〜6I:ピン iBlade
7I〜PW:ピン i210(KBS Tour-V 120X)
A,S,LW:テーラーメイドTour Preferred EF(50, 56, 60°)
PT:テーラーメイドTP Collection Mullen2
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