＜バラクーダ選手権 最終日◇28日◇モントルーG＆CC（ネバダ州）◇7472ヤード・パー72＞

世界選手権シリーズ「フェデックス・セントジュード招待」と同週で行われていた「バラクーダ選手権」。PGAツアー唯一のポイント積み上げによる「ステーブルフォード方式」で行われ、最終日が終了した。

トータル47ポイントを獲得とした、コリン・モリカワ（米国）が米ツアー初優勝。プロとして参戦した米ツアー6戦目にして、22歳の新鋭が栄冠を手にした。なお、今月の「3Mオープン」では、マシュー・ウルフがプロ3戦目にしてツアー初優勝を挙げている。

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既報のとおり、2人ともテーラーメイド契約のルーキーで、6月にプロ転向したばかり。モリカワは6月5日にテーラーメイドから契約が発表され、ウルフは6月19日に同様の契約発表となった。それからわずか2ヶ月足らずの間に、2人とも世界最高峰のPGAツアーで勝利。同社の“見る目”の確かさと、製品のパフォーマンスを知らしめる形となった。

なお、モリカワは6月からの参戦以来、PGAツアーで一度も予選落ちがなく、14位タイ⇒35位タイ⇒36位タイ⇒2位タイ⇒4位タイ⇒優勝と、わずかな期間で確かな実績を積んだ結果の勝利だった。

ここまで出場試合が少ないため順位はつかないが、その実力の高さは各種スタッツにも現れている。平均飛距離は298.9ヤード、FWキープ率は68.57％とドライバー巧者ぶりが目立ち、アイアンもパーオン率73.06％とショットが切れる。また、平均バーディも「4.60」、平均スコア「68.711」と、鳴り物入りでプロ入りした実力はPGAツアーでも遺憾なく発揮されている。

【コリン・モリカワの優勝ギア】
1W：テーラーメイドM5（9°、テンセイCK Proホワイト70TX）
3W：テーラーメイドM5ロケット3（14°、ディアマナWhite D+ 80TX）
2I：テーラーメイドGAPR Lo（テンセイCK Proホワイト100HY TX）
4,5I：キャロウェイApex Pro
6I〜PW：テーラーメイドP730（DGツアーイシューX100）
A,S,LW：タイトリスト ボーケイSM7（52, 56, 60°、同S400）
PT：ベティナルディ プロトタイプ
BALL：タイトリストPro V1x