申ジエ、2年ぶりのアイアン変更で11バーディ! 『ミズノプロ520』に替えていきなり異次元発進
申ジエ、2年ぶりのアイアン変更で11バーディ! 『ミズノプロ520』に替えていきなり異次元発進
配信日時:2019年9月20日 08時42分
<デサントレディース東海クラシック 初日◇20日◇新南愛知カントリークラブ 美浜コース(愛知県)◇6437ヤード・パー72>
「デサントレディース東海クラシック」初日は全選手がホールアウト。申ジエが怒涛の11バーディを奪い(2ボギー)この日のベストスコアタイの「63」をマーク。李知姫と共に9アンダーで首位発進だ。先週の「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」で、2017年の「富士通レディース」以来、50試合ぶりの予選落ち。週末に“急きょ”韓国に帰り、家族と過ごすなどリラックスした時間を過ごした。
しかし日曜日に、階段を踏み外し左足をくじくトラブルが発生。今週の試合に入っても痛みは抜けず、テーピングを施してのプレーを強いられた。「左足だから体重移動が難しい」と感じたが、それがかえって力みのないスイングができた。「災い転じて福となるですね」と好結果につながったが、それだけではない。
過去8勝を手にしてきた、あまりにも手に馴染んだエースアイアン『ミズノプロ518』を手放し、後継の本日20日発売の『ミズノプロ520』へとぶっつけ本番で投入させていた。そして、圧巻の11バーディ奪取とは恐れ入る。
⇒原英莉花、初打ち時から【タテ溝】の激スピンを気に入っていたミズノ『T20』ウェッジへ
「昨日(開幕前日)替えました。プロアマで使い始めました。6月くらいに『新しいクラブが出るから』ということで1度練習場でテストはしたのですが、その時は7番と9番しかなかったので、本格的にコースで使用したのは昨日が初めてでした。
最近のアイアンは性能が良くなってる。反発力やフェースの精度が高くなっていることで難しさを感じることもあるけど、今回のアイアンはよりシンプルに打つことができますね。打感が特に気に入っています。さっき話したように、最近は力みがあったせいかアイアンでも飛びすぎるミスが目立っていました。でも、このアイアンでは力みなく振れるようになったからか、そのミスが抑えられています。
モデルチェンジは2年ぶりですね。以前、アイアンを替えた時は同じモデルの別のものでした。(急に替えても対応できたのは)ミズノさんがすごく頑張ってくれたおかげですね。2010年にミズノクラシック(現TOTOジャパンクラシック)でも、試合前日にアイアンを替えて、初日7アンダーを出して優勝しました。今回もその再現になるといいですね」(申ジエ)
馴染んだアイアンを替える――。通常の選手なら長いアジャスト期間を要してもおかしくないが、申ジエには当てはまらない。むしろ、アイアンを替えるたび、申ジエは強くなる。昨季の最多勝アイアンとなった『ミズノプロ518』に変更時も、替えて時間を置かずに優勝した。まだ初日だが、賞金女王に向けた今季4勝目の近づきを感じるのは気のせいか。
「デサントレディース東海クラシック」初日は全選手がホールアウト。申ジエが怒涛の11バーディを奪い(2ボギー)この日のベストスコアタイの「63」をマーク。李知姫と共に9アンダーで首位発進だ。先週の「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」で、2017年の「富士通レディース」以来、50試合ぶりの予選落ち。週末に“急きょ”韓国に帰り、家族と過ごすなどリラックスした時間を過ごした。
しかし日曜日に、階段を踏み外し左足をくじくトラブルが発生。今週の試合に入っても痛みは抜けず、テーピングを施してのプレーを強いられた。「左足だから体重移動が難しい」と感じたが、それがかえって力みのないスイングができた。「災い転じて福となるですね」と好結果につながったが、それだけではない。
過去8勝を手にしてきた、あまりにも手に馴染んだエースアイアン『ミズノプロ518』を手放し、後継の本日20日発売の『ミズノプロ520』へとぶっつけ本番で投入させていた。そして、圧巻の11バーディ奪取とは恐れ入る。
⇒原英莉花、初打ち時から【タテ溝】の激スピンを気に入っていたミズノ『T20』ウェッジへ
「昨日(開幕前日)替えました。プロアマで使い始めました。6月くらいに『新しいクラブが出るから』ということで1度練習場でテストはしたのですが、その時は7番と9番しかなかったので、本格的にコースで使用したのは昨日が初めてでした。
最近のアイアンは性能が良くなってる。反発力やフェースの精度が高くなっていることで難しさを感じることもあるけど、今回のアイアンはよりシンプルに打つことができますね。打感が特に気に入っています。さっき話したように、最近は力みがあったせいかアイアンでも飛びすぎるミスが目立っていました。でも、このアイアンでは力みなく振れるようになったからか、そのミスが抑えられています。
モデルチェンジは2年ぶりですね。以前、アイアンを替えた時は同じモデルの別のものでした。(急に替えても対応できたのは)ミズノさんがすごく頑張ってくれたおかげですね。2010年にミズノクラシック(現TOTOジャパンクラシック)でも、試合前日にアイアンを替えて、初日7アンダーを出して優勝しました。今回もその再現になるといいですね」(申ジエ)
馴染んだアイアンを替える――。通常の選手なら長いアジャスト期間を要してもおかしくないが、申ジエには当てはまらない。むしろ、アイアンを替えるたび、申ジエは強くなる。昨季の最多勝アイアンとなった『ミズノプロ518』に変更時も、替えて時間を置かずに優勝した。まだ初日だが、賞金女王に向けた今季4勝目の近づきを感じるのは気のせいか。