【平均HS53m/s】に進化した石川遼、PGAツアーで何位に相当するのか?
【平均HS53m/s】に進化した石川遼、PGAツアーで何位に相当するのか?
配信日時:2019年10月2日 00時51分
1年前に今の姿を誰が想像できただろうか。昨季の289.35ヤード(22位)から、今季はここまでで307.04ヤード(5位)まで平均飛距離を伸ばしている石川遼。今季は5月の腰痛による休養期間を経てからトレーニングを強化している。
「下半身が使えるようになって、筋力もアップした。そのぶんヘッドスピードも上がって、5月の時は51m/秒だったのが、4カ月ほどで平均53m/秒くらいになってきている」(石川遼)
ちょうど1年前はまだ霧の中にいた。復調のきっかけは、昨季11月半ば。ネックに鉛を大量に貼った『XR16』ドライバーで、アイアンと感覚を近づけることに光明を見出した。直後の12月頭に届いたキャロウェイ『エピックフラッシュサブゼロ◆◆』でデータに明らかな違いが出て世界最速スイッチ。12月末の段階では320ヤードに迫る最大飛距離を手に入れていた。
⇒石川遼の【急ごしらえ・ブラッシー】撮った! ネック鉛ドライバーとどっちを使う?
その後、トレーニングを重ねるにつれ、1年前の今頃とは別人、最大飛距離の差は30ヤード以上になるだろうか。急激なスケールアップから、「石川は再びPGAツアーでやれるのではないか?」「間近に迫るZOZO選手権で優勝もあるのではないか?」と、その期待の声が大きくなっている。
「飛距離がなければ戦えない」とまことしやかに言われるPGAツアー。石川の平均53m/sは、どんな位置なのか? マイル/時表記のPGAツアーでは、118〜119マイル(52.75〜53.19m/s)。これは2019年の平均ヘッドスピードで31位に相当、ちなみに松山英樹は117.11マイル(52.35m/s)で46位だった。
コースや気象条件、地面の抵抗も違うが、平均飛距離307.04ヤードはPGAツアーで17位に相当。(松山英樹は303ヤードの31位)もちろん、単純な距離でPGAツアーを語れるほど甘くはない。が、本人もアイアンの精度に重きを置くように、飛距離はあくまで結果であり、そこに執着はない。
かつてデビュー時に「平均350ヤードを目指す」と壮大な夢を掲げた少年も28歳。10年以上のプロキャリア、米挑戦でのドライバーの不調。幾多の苦しみを経て、着実に“強さ”の階段を登っている。
「下半身が使えるようになって、筋力もアップした。そのぶんヘッドスピードも上がって、5月の時は51m/秒だったのが、4カ月ほどで平均53m/秒くらいになってきている」(石川遼)
ちょうど1年前はまだ霧の中にいた。復調のきっかけは、昨季11月半ば。ネックに鉛を大量に貼った『XR16』ドライバーで、アイアンと感覚を近づけることに光明を見出した。直後の12月頭に届いたキャロウェイ『エピックフラッシュサブゼロ◆◆』でデータに明らかな違いが出て世界最速スイッチ。12月末の段階では320ヤードに迫る最大飛距離を手に入れていた。
⇒石川遼の【急ごしらえ・ブラッシー】撮った! ネック鉛ドライバーとどっちを使う?
その後、トレーニングを重ねるにつれ、1年前の今頃とは別人、最大飛距離の差は30ヤード以上になるだろうか。急激なスケールアップから、「石川は再びPGAツアーでやれるのではないか?」「間近に迫るZOZO選手権で優勝もあるのではないか?」と、その期待の声が大きくなっている。
「飛距離がなければ戦えない」とまことしやかに言われるPGAツアー。石川の平均53m/sは、どんな位置なのか? マイル/時表記のPGAツアーでは、118〜119マイル(52.75〜53.19m/s)。これは2019年の平均ヘッドスピードで31位に相当、ちなみに松山英樹は117.11マイル(52.35m/s)で46位だった。
コースや気象条件、地面の抵抗も違うが、平均飛距離307.04ヤードはPGAツアーで17位に相当。(松山英樹は303ヤードの31位)もちろん、単純な距離でPGAツアーを語れるほど甘くはない。が、本人もアイアンの精度に重きを置くように、飛距離はあくまで結果であり、そこに執着はない。
かつてデビュー時に「平均350ヤードを目指す」と壮大な夢を掲げた少年も28歳。10年以上のプロキャリア、米挑戦でのドライバーの不調。幾多の苦しみを経て、着実に“強さ”の階段を登っている。