女マキロイ!? 笹生優花の【ロー・アタック】に筒、絶句。「とんでもないポテンシャル…」
女マキロイ!? 笹生優花の【ロー・アタック】に筒、絶句。「とんでもないポテンシャル…」
配信日時:2019年12月16日 15時58分
2001年生まれの代々木高校3年生、笹生優花。先日プロテストとQTを突破し、来季のツアー参戦に向けて対策を練る、フィリピンと日本の2つの国籍を持つスター候補生である。既にフィリピンのゴルファーの間では有名な笹生をPCM・筒康博がフィッティングして驚愕だ。
「スイングリズムやショットのタイミングは、ぱっと見て、ローリー・マキロイ選手そっくり。それだけでも、男女プロ含めて超珍しいタイプだと言えるのですが、さらに驚きなのは、インパクトでほとんど手元の浮かない【ロー・アタック】です。セルヒオ・ガルシア選手か、ニック・プライス選手のように手元が浮かず、体幹の強さと下半身の強さ、ヒップターンの速さが際立っています。正直、そのとんでもないポテンシャルに驚きを通り越して嫉妬しました…。何ですか、この女子高生はと…。合うクラブを使えば、平均270ヤードを超えるドライビングディスタンスを普通に出せると思います。だって、マッスルバックのスリクソン『Z-FORGED』の5Iで普通に200ヤード以上を打ってきますからね。ボールと地面への“圧”のかけ方は男子プロに限りなく近いものを感じます」(筒康博)
笹生本人に話を聞くと、「憧れのスイング1位はマキロイ選手です。もう、フルショットのイメージは昔からずっと憧れですね。パッティングはタイガーのスタイルが大好きです。この2人に憧れてゴルフを作ってきたので、2人が使うシャフトやギアも大好きなんです!」。そして、笹生の父にも話を聞くと、彼女の飛距離の秘密や、並々ならぬトレーニング遍歴を教えてくれた。
「優花は8歳からゴルフを始めて少しして【プロになりたい】と言ったんです。でも、プロゴルファーになるには、並大抵の努力では無理だと思い、人一倍の努力を継続出来るのか? と半信半疑でした。でも、その目標を立ててから、毎朝5時に起きてトレーニングや練習を日課にして、彼女自身それを苦と思わず、ゴルフが好きな一心で日々継続してきました。そこからですね、私も本気になったのは。幼い頃からマキロイ選手のスイングを動画で見て、鏡の前でああじゃない、こうじゃないと自分で試行錯誤しながらスイングを作っていました。彼女にとって2人は憧れですから。飛距離に関しては、トレーニングを始めて1年で50ヤード近く伸びました。13歳くらいの頃にはスクワットを1日1200回くらいできるようになっていたんですが、今だと普通に2000回以上かも…。トレーニング、スイングの精度だけじゃなく、商売道具であるクラブの事もこうして探求しつつ、井上コーチや専門家の方々と共に頑張って欲しいですね」
筒は「細かく見れば見るほど驚きます」と、興奮冷めやらず。
「単にヘッドスピードが速くて飛ばせるポテンシャルが凄いのではなく、笹生選手は様々なスペックの異なるシャフト、ヘッドを打ってもインパクトの当て型が狂わない、ボールストライカーとしての能力が際立っていると感じます。そして、女子選手には超レアなパワーとスイングなため、合うシャフトが本当に見つかりづらい…。男子プロ用の70g、80g台なら元々メーカー各社も選択肢を持っていますが、パワフルかつ特殊なスイングの女子選手向けのシャフトを見つけ出すには、非常に限られた選択肢から探すことになります。動作解析『GEARS』を駆使しつつ、シャフト剛性の膨大なデータの中から笹生選手に最適なプロファイルフィッティングを試みます。これだけのポテンシャルなので嬉しい悩みですが、正直、大変ですね…」(筒)
フィッターを悩ませるほどの笹生だが、本人はあっけらかん。クラブ大好き、ゴルフ大好きの屈託ない少女だ。PCMラボにある昔のパーシモン&ヒッコリーシャフトを見つけるなり「うわっ、こんなのがあるんですね、打ってみたい!」と、自身が生まれる遥か前に作られたクラブを手に喜々として打ち始め、乾いた快音を響かせる。
「昔のクラブってこんな感じだったんですね。うわっ、ヒッコリーでもけっこうしなりますね! 楽しぃ〜、このクラブなら、直ドラも出来るかな?」(笹生優花)
と、総重量380g以上、ヘッド体積180ccほどの昔のパーシモンを連打し、トラックマンの計測データで、数発255ヤード超を記録。「260ヤードいかなかったのは悔しいですけど、パーシモンでも255ヤードも飛ぶんですね。これ、試合で使えるのかな……」と、冗談とも本気とも判断のつかない感想を漏らし、コーチの井上透、筒、笹生父を含む周囲を凍りつかせる驚愕のパフォーマンスを披露していた。笹生優花、18歳。末恐ろしき逸材である…。
「スイングリズムやショットのタイミングは、ぱっと見て、ローリー・マキロイ選手そっくり。それだけでも、男女プロ含めて超珍しいタイプだと言えるのですが、さらに驚きなのは、インパクトでほとんど手元の浮かない【ロー・アタック】です。セルヒオ・ガルシア選手か、ニック・プライス選手のように手元が浮かず、体幹の強さと下半身の強さ、ヒップターンの速さが際立っています。正直、そのとんでもないポテンシャルに驚きを通り越して嫉妬しました…。何ですか、この女子高生はと…。合うクラブを使えば、平均270ヤードを超えるドライビングディスタンスを普通に出せると思います。だって、マッスルバックのスリクソン『Z-FORGED』の5Iで普通に200ヤード以上を打ってきますからね。ボールと地面への“圧”のかけ方は男子プロに限りなく近いものを感じます」(筒康博)
笹生本人に話を聞くと、「憧れのスイング1位はマキロイ選手です。もう、フルショットのイメージは昔からずっと憧れですね。パッティングはタイガーのスタイルが大好きです。この2人に憧れてゴルフを作ってきたので、2人が使うシャフトやギアも大好きなんです!」。そして、笹生の父にも話を聞くと、彼女の飛距離の秘密や、並々ならぬトレーニング遍歴を教えてくれた。
「優花は8歳からゴルフを始めて少しして【プロになりたい】と言ったんです。でも、プロゴルファーになるには、並大抵の努力では無理だと思い、人一倍の努力を継続出来るのか? と半信半疑でした。でも、その目標を立ててから、毎朝5時に起きてトレーニングや練習を日課にして、彼女自身それを苦と思わず、ゴルフが好きな一心で日々継続してきました。そこからですね、私も本気になったのは。幼い頃からマキロイ選手のスイングを動画で見て、鏡の前でああじゃない、こうじゃないと自分で試行錯誤しながらスイングを作っていました。彼女にとって2人は憧れですから。飛距離に関しては、トレーニングを始めて1年で50ヤード近く伸びました。13歳くらいの頃にはスクワットを1日1200回くらいできるようになっていたんですが、今だと普通に2000回以上かも…。トレーニング、スイングの精度だけじゃなく、商売道具であるクラブの事もこうして探求しつつ、井上コーチや専門家の方々と共に頑張って欲しいですね」
筒は「細かく見れば見るほど驚きます」と、興奮冷めやらず。
「単にヘッドスピードが速くて飛ばせるポテンシャルが凄いのではなく、笹生選手は様々なスペックの異なるシャフト、ヘッドを打ってもインパクトの当て型が狂わない、ボールストライカーとしての能力が際立っていると感じます。そして、女子選手には超レアなパワーとスイングなため、合うシャフトが本当に見つかりづらい…。男子プロ用の70g、80g台なら元々メーカー各社も選択肢を持っていますが、パワフルかつ特殊なスイングの女子選手向けのシャフトを見つけ出すには、非常に限られた選択肢から探すことになります。動作解析『GEARS』を駆使しつつ、シャフト剛性の膨大なデータの中から笹生選手に最適なプロファイルフィッティングを試みます。これだけのポテンシャルなので嬉しい悩みですが、正直、大変ですね…」(筒)
フィッターを悩ませるほどの笹生だが、本人はあっけらかん。クラブ大好き、ゴルフ大好きの屈託ない少女だ。PCMラボにある昔のパーシモン&ヒッコリーシャフトを見つけるなり「うわっ、こんなのがあるんですね、打ってみたい!」と、自身が生まれる遥か前に作られたクラブを手に喜々として打ち始め、乾いた快音を響かせる。
「昔のクラブってこんな感じだったんですね。うわっ、ヒッコリーでもけっこうしなりますね! 楽しぃ〜、このクラブなら、直ドラも出来るかな?」(笹生優花)
と、総重量380g以上、ヘッド体積180ccほどの昔のパーシモンを連打し、トラックマンの計測データで、数発255ヤード超を記録。「260ヤードいかなかったのは悔しいですけど、パーシモンでも255ヤードも飛ぶんですね。これ、試合で使えるのかな……」と、冗談とも本気とも判断のつかない感想を漏らし、コーチの井上透、筒、笹生父を含む周囲を凍りつかせる驚愕のパフォーマンスを披露していた。笹生優花、18歳。末恐ろしき逸材である…。