テーラー契約6人、2020年のギア一覧。全員【柔らか】ツアーボールが共通点
テーラー契約6人、2020年のギア一覧。全員【柔らか】ツアーボールが共通点
配信日時:2020年1月28日 02時11分
「ファーマーズ・インシュランス・オープン」でタイガー・ウッズ、ローリー・マキロイ、ジェイソン・デイらが2020年のシーズン初戦を終え、その使用ギアの全容をテーラーメイドが明らかにしている。試合全体で、新作『SIM』ドライバーが24人、『SIM』フェアウェイは25人が使用する結果となり、距離の長いコースもあり『SIM MAXレスキュー』の使用者も。
そして、下記のようにボールがブリヂストン契約のタイガーを含め、6人全員が柔らかい方のツアーボールを選択していた。低重心化した『SIM』ドライバーもそうだが、同社のウッドは従来から低スピンなため、コントローラブルな柔らかボールの方がプレー全体のパフォーマンスを引き上げるのかもしれない。
▶契約フリーの強者が2020年の1Wを変更。ケプカ『SIM MAX』、フリートウッド『SIM』
■タイガー・ウッズ、『SIM』ドライバーに変更
『M5』から『SIM』のテストを開始して「数マイル上がる」と明かしていたタイガー。だが、試合投入となれば、確実にフェアウェイを捉えるため、「カットする必要がある」と、意図的なカットフェードの操作性を入念に確認。結果、4日間平均297.4ヤード(26位)、58.93%(18位タイ)のドライビングスタッツを記録し、9位タイで初戦を終えた。
1W:テーラーメイドSIM(9.0°)
3W:テーラーメイドM5(15.0°)
5W:テーラーメイドM3(19.0°)
3I〜PW:テーラーメイドP7TW
A,SW:テーラーメイドMG2 (56,60°)
PT:スコッティ・キャメロンNewport2 GSS
BALL:ブリヂストン新TOUR B XS
■ローリー・マキロイ、1、3Wを『SIM』へ
昨季から変更がないのはアイアンセットのみ。持ち味の得意な長いクラブを新作『SIM』に変更したマキロイ。珍しくウッド型UTの『SIM MAX』レスキューを入れたのは今回の長いサウスコース対策もあっただろうか。『SIM』ドライバーはロフト10.5°だがスリーブを2°オープンに調整済みで、最終日は5ボギーを叩きながらも、1イーグル、6バーディと攻撃力を発揮。平均311.8ヤード(4位)、58.93%(18位タイ)で最終順位は3位タイで初戦を終えた。
1W:テーラーメイドSIM(10.5°)※2°オープン
3W:テーラーメイドSIM(15°)
3U:テーラーメイドSIM MAXレスキュー(19°)
3,4I:テーラーメイドP760
5I〜PW:テーラーメイドP730
A,SW:テーラーメイドMG2(54,60°)
PT:テーラーメイドSpider X
BALL:テーラーメイドTP5
■惜しくも1打差の2位。ジョン・ラームは仕上がり◎
最終日の序盤で叩いたものの、終盤13番のイーグルから4バーディ、1ボギーと怒涛の猛追。惜しくも2位となったジョン・ラームが去年の欧州ツアー年間王者戴冠の勢いそのままに新たな年を迎えている。ドライバー、3Wと5Wに『SIM』を加えて、平均303.5ヤード(15位)、62.5%(12位タイ)。新色の『スパイダーXチョークホワイト』を今大会から投入して平均パットも大会1位と、テーラーメイド勢で最も仕上がりの早い一人だと言えるだろうか。
1W:テーラーメイドSIM(10.5°)
3,5W:テーラーメイドSIM(15,19°)
4I〜PW:テーラーメイドP750
AW:テーラーメイドMG Hi-Toe(52°)
SW:テーラーメイドMG2(56,60°)
PT:テーラーメイドSpider Xチョークホワイト
BALL:テーラーメイドTP5
■ジェイソン・デイは3Wに『SIM』を投入
背中の怪我を抱えているジェイソン・デイは、2020年シーズンに向けたクラブテストでドライバーの模索をまだ続けている最中。新作『SIM』はまだ3Wのみにとどまっており、『M6』ドライバーを使用したドライビングスタッツは、平均304.4ヤード(12位)、51.79%(46位タイ)で、最終順位は7アンダーの16位タイだった。
1W:テーラーメイドM6(10.5°)
3W:テーラーメイドSIM(15°)
4I〜PW:テーラーメイドP760
A,SW:テーラーメイドMG2(50,54,60°)
PT:テーラーメイドItsy Bitsy Spider Tour
BALL:テーラーメイドTP5
■『P790』を追加したコリン・モリカワ
「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」から真っ先に『SIM』へ移行していたコリン・モリカワ。既に使い慣れているのか、今大会のFWキープ率は69.64%と1位だった。(平均295.6ヤード、38位)また、今大会で2Iに『P790』を加えており、3日めに叩いたものの最終的に6アンダー・21位タイで大会を終えた。
1W:テーラーメイドSIM(8°)
3W:テーラーメイドSIM(15°)
2I:テーラーメイドP790 UDI
4,5I:テーラーメイドP750
6I〜PW:テーラーメイドP730
AW:テーラーメイドMG2(52°)
SW:タイトリスト ボーケイSM8(56,60°)
PT:テーラーメイドTP collection SOTO
BALL:テーラーメイドTP5
■『SIM』で平均飛距離2位のマシュー・ウルフ
こちらもモリカワと同様、「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」から『SIM』へ移行済みのマシュー・ウルフ。モリカワとは逆に、平均飛距離318.1ヤードの2位(53.57%の38位タイ)と持ち前の飛距離を発揮。初日に出遅れたものの、モリカワと同順位の21位タイで大会を終えた。
1W:テーラーメイドSIM(9°)
3W:テーラーメイドSIM(15°)
2I:テーラーメイドP790 UDI
4I〜PW:テーラーメイドP750
A,SW:テーラーメイドMG2(50,56,60°)
PT:テーラーメイドSpider X
BALL:テーラーメイドTP5
そして、下記のようにボールがブリヂストン契約のタイガーを含め、6人全員が柔らかい方のツアーボールを選択していた。低重心化した『SIM』ドライバーもそうだが、同社のウッドは従来から低スピンなため、コントローラブルな柔らかボールの方がプレー全体のパフォーマンスを引き上げるのかもしれない。
▶契約フリーの強者が2020年の1Wを変更。ケプカ『SIM MAX』、フリートウッド『SIM』
■タイガー・ウッズ、『SIM』ドライバーに変更
『M5』から『SIM』のテストを開始して「数マイル上がる」と明かしていたタイガー。だが、試合投入となれば、確実にフェアウェイを捉えるため、「カットする必要がある」と、意図的なカットフェードの操作性を入念に確認。結果、4日間平均297.4ヤード(26位)、58.93%(18位タイ)のドライビングスタッツを記録し、9位タイで初戦を終えた。
1W:テーラーメイドSIM(9.0°)
3W:テーラーメイドM5(15.0°)
5W:テーラーメイドM3(19.0°)
3I〜PW:テーラーメイドP7TW
A,SW:テーラーメイドMG2 (56,60°)
PT:スコッティ・キャメロンNewport2 GSS
BALL:ブリヂストン新TOUR B XS
■ローリー・マキロイ、1、3Wを『SIM』へ
昨季から変更がないのはアイアンセットのみ。持ち味の得意な長いクラブを新作『SIM』に変更したマキロイ。珍しくウッド型UTの『SIM MAX』レスキューを入れたのは今回の長いサウスコース対策もあっただろうか。『SIM』ドライバーはロフト10.5°だがスリーブを2°オープンに調整済みで、最終日は5ボギーを叩きながらも、1イーグル、6バーディと攻撃力を発揮。平均311.8ヤード(4位)、58.93%(18位タイ)で最終順位は3位タイで初戦を終えた。
1W:テーラーメイドSIM(10.5°)※2°オープン
3W:テーラーメイドSIM(15°)
3U:テーラーメイドSIM MAXレスキュー(19°)
3,4I:テーラーメイドP760
5I〜PW:テーラーメイドP730
A,SW:テーラーメイドMG2(54,60°)
PT:テーラーメイドSpider X
BALL:テーラーメイドTP5
■惜しくも1打差の2位。ジョン・ラームは仕上がり◎
最終日の序盤で叩いたものの、終盤13番のイーグルから4バーディ、1ボギーと怒涛の猛追。惜しくも2位となったジョン・ラームが去年の欧州ツアー年間王者戴冠の勢いそのままに新たな年を迎えている。ドライバー、3Wと5Wに『SIM』を加えて、平均303.5ヤード(15位)、62.5%(12位タイ)。新色の『スパイダーXチョークホワイト』を今大会から投入して平均パットも大会1位と、テーラーメイド勢で最も仕上がりの早い一人だと言えるだろうか。
1W:テーラーメイドSIM(10.5°)
3,5W:テーラーメイドSIM(15,19°)
4I〜PW:テーラーメイドP750
AW:テーラーメイドMG Hi-Toe(52°)
SW:テーラーメイドMG2(56,60°)
PT:テーラーメイドSpider Xチョークホワイト
BALL:テーラーメイドTP5
■ジェイソン・デイは3Wに『SIM』を投入
背中の怪我を抱えているジェイソン・デイは、2020年シーズンに向けたクラブテストでドライバーの模索をまだ続けている最中。新作『SIM』はまだ3Wのみにとどまっており、『M6』ドライバーを使用したドライビングスタッツは、平均304.4ヤード(12位)、51.79%(46位タイ)で、最終順位は7アンダーの16位タイだった。
1W:テーラーメイドM6(10.5°)
3W:テーラーメイドSIM(15°)
4I〜PW:テーラーメイドP760
A,SW:テーラーメイドMG2(50,54,60°)
PT:テーラーメイドItsy Bitsy Spider Tour
BALL:テーラーメイドTP5
■『P790』を追加したコリン・モリカワ
「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」から真っ先に『SIM』へ移行していたコリン・モリカワ。既に使い慣れているのか、今大会のFWキープ率は69.64%と1位だった。(平均295.6ヤード、38位)また、今大会で2Iに『P790』を加えており、3日めに叩いたものの最終的に6アンダー・21位タイで大会を終えた。
1W:テーラーメイドSIM(8°)
3W:テーラーメイドSIM(15°)
2I:テーラーメイドP790 UDI
4,5I:テーラーメイドP750
6I〜PW:テーラーメイドP730
AW:テーラーメイドMG2(52°)
SW:タイトリスト ボーケイSM8(56,60°)
PT:テーラーメイドTP collection SOTO
BALL:テーラーメイドTP5
■『SIM』で平均飛距離2位のマシュー・ウルフ
こちらもモリカワと同様、「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」から『SIM』へ移行済みのマシュー・ウルフ。モリカワとは逆に、平均飛距離318.1ヤードの2位(53.57%の38位タイ)と持ち前の飛距離を発揮。初日に出遅れたものの、モリカワと同順位の21位タイで大会を終えた。
1W:テーラーメイドSIM(9°)
3W:テーラーメイドSIM(15°)
2I:テーラーメイドP790 UDI
4I〜PW:テーラーメイドP750
A,SW:テーラーメイドMG2(50,56,60°)
PT:テーラーメイドSpider X
BALL:テーラーメイドTP5