スピース、トーマスが使う「60T」、ボーケイ『T-grind』は『L』 とどう違うのか
スピース、トーマスが使う「60T」、ボーケイ『T-grind』は『L』 とどう違うのか
配信日時:2020年7月21日 04時24分
PGAツアーで圧倒的な使用率1位を誇る、ボーケイウェッジ。既存の最新作『SM8』は多種のバリエーションを誇り、市販ではソール全面を使える『F』『S』『K』グラインドのフル型ソールと、トゥヒールを落とした開ける三日月型ソール『D』『M』『L』グラインドが用意されている。
▶ウェッジ恐怖症のアマが『ボーケイSM8』を体感、「バンス・イズ・フレンド」の考え方で全てが激変!
中でも、最も技巧派向けと呼べるのが、ソール幅が狭くてトゥとヒール、後方を大きく削った『SM8 L-grind』だが、ジョーダン・スピース、ジャスティン・トーマスはこれとは異なるツアーグラインド『60T』を使用する。過去にボブ・ボーケイがトム・パーニスJrのために作ったオリジナルの削り『T-grind』である。米国ではボーケイ.comでカスタム専用の『ウェッジワークス』から購入可能になっているが、『L』と『T』では何がどう違うのか?
「Lグラインドとは異なり、このウェッジは広いバックフランジを備えているため、狭いバンス面に加えて、ユニークなプレー特性を生み出し、測定バンスを低くすることができます。このウェッジは、優れたリンクスウェッジとして独自の位置にあり、固い状況での浅い入射角に最適です」
『T』は『L』より刃に向かう前方のソールが狭く、ヒール、トゥ、トレーリングエッジの削りがよりアグレッシブなため、フェースを開いてもリーディングエッジがより地面の近くにくる形。自宅の床や、硬いアスファルト上でもボールだけを浅い入射で拾えるイメージだろうか。ローバンスを好むゴルファーの中でも、細かなタイプ分けについて同社はこう説明する。
「特にフェースを開くショットでリーディングエッジが地面と同じ高さに座るローバンスウェッジを探しているプレーヤーは、『ウェッジワークスT-grind』が好きです。また、ソール幅とバンスがうまくブレンドされた万能ローバンスウェッジを探しているプレーヤーは、『SM8 L-grind』。ローバンスのオプションで究極のバンカークラブを探しているプレーヤーは、『ウェッジワークス ローバンスK-grind』が好きです」
ちなみに、主なボーケイ使用者で、ロブウェッジのソール内訳としては下記。
■60T(バンス4度)
ジャスティン・トーマス、ジョーダン・スピース、キャメロン・スミス、アン・ビョンフン
■60L(バンス4度)
ジミー・ウォーカー、イム・ソンジェ、ラファ・カブレラベロ、JT・ポストン、ブライアン・ハーマン、ロバート・ストレブ
■60K(バンス6度)
ウェブ・シンプソン、アダム・スコット、パットン・キジール
■60M(バンス8度)
チャールズ・ハウエルIII、ラント・グリフィン、チェッソン・ハドリー、グラハム・デレー、ジェイソン・コクラック
■60S(バンス10度)
チャーリー・ホフマン、ビル・ハース
■60K(バンス10度)
マックス・ホマ
▶ウェッジ恐怖症のアマが『ボーケイSM8』を体感、「バンス・イズ・フレンド」の考え方で全てが激変!
中でも、最も技巧派向けと呼べるのが、ソール幅が狭くてトゥとヒール、後方を大きく削った『SM8 L-grind』だが、ジョーダン・スピース、ジャスティン・トーマスはこれとは異なるツアーグラインド『60T』を使用する。過去にボブ・ボーケイがトム・パーニスJrのために作ったオリジナルの削り『T-grind』である。米国ではボーケイ.comでカスタム専用の『ウェッジワークス』から購入可能になっているが、『L』と『T』では何がどう違うのか?
「Lグラインドとは異なり、このウェッジは広いバックフランジを備えているため、狭いバンス面に加えて、ユニークなプレー特性を生み出し、測定バンスを低くすることができます。このウェッジは、優れたリンクスウェッジとして独自の位置にあり、固い状況での浅い入射角に最適です」
『T』は『L』より刃に向かう前方のソールが狭く、ヒール、トゥ、トレーリングエッジの削りがよりアグレッシブなため、フェースを開いてもリーディングエッジがより地面の近くにくる形。自宅の床や、硬いアスファルト上でもボールだけを浅い入射で拾えるイメージだろうか。ローバンスを好むゴルファーの中でも、細かなタイプ分けについて同社はこう説明する。
「特にフェースを開くショットでリーディングエッジが地面と同じ高さに座るローバンスウェッジを探しているプレーヤーは、『ウェッジワークスT-grind』が好きです。また、ソール幅とバンスがうまくブレンドされた万能ローバンスウェッジを探しているプレーヤーは、『SM8 L-grind』。ローバンスのオプションで究極のバンカークラブを探しているプレーヤーは、『ウェッジワークス ローバンスK-grind』が好きです」
ちなみに、主なボーケイ使用者で、ロブウェッジのソール内訳としては下記。
■60T(バンス4度)
ジャスティン・トーマス、ジョーダン・スピース、キャメロン・スミス、アン・ビョンフン
■60L(バンス4度)
ジミー・ウォーカー、イム・ソンジェ、ラファ・カブレラベロ、JT・ポストン、ブライアン・ハーマン、ロバート・ストレブ
■60K(バンス6度)
ウェブ・シンプソン、アダム・スコット、パットン・キジール
■60M(バンス8度)
チャールズ・ハウエルIII、ラント・グリフィン、チェッソン・ハドリー、グラハム・デレー、ジェイソン・コクラック
■60S(バンス10度)
チャーリー・ホフマン、ビル・ハース
■60K(バンス10度)
マックス・ホマ