コロナ復帰のアダム・スコット、新1Wと新ボールで飛距離アップ!
コロナ復帰のアダム・スコット、新1Wと新ボールで飛距離アップ!
配信日時:2020年11月6日 04時37分
<ヒューストン・オープン 初日◇5日◇メモリアルパークGC(テキサス州)◇7432ヤード・パー70>
2週前の「ZOZOチャンピオンシップ」開幕前に新型コロナウイルスの陽性が確認されたアダム・スコット(オーストラリア)が「ヒューストン・オープン」でツアー復帰。初日は5バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの2アンダー(8位タイ)だった。
⇒A・スコットがコロナ感染から復帰、マスターズに向けて新ボールと1Wを手にし「今週はとても重要になる」
今週は「新しいボールとドライバー」と話し、シーディング中の『プロV1』のプロトタイプと未発表の『TSi4』ドライバーにフジクラ『ベンタスレッド6X』を挿していた。理由はブライソン・デシャンボー、フィル・ミケルソン(ともに米国)らと同じく飛距離を稼ぐためで「秋のマスターズはコースの軟らかさからランが出ずに春よりも距離が長くなると言われているから」と、スコットも飛距離を求める。
実際、どうだったのか? スコットと初日同組で、同じく新型コロナウイルスの感染から復帰している飛ばし屋のダスティン・ジョンソンと共に、ティショットの飛距離を振り返ってみよう。
A・スコット D・ジョンソン
10H 329y(右ラフ) 315y(FW)
12H 326y(FW) 309y(FW)
13H 345y(FW) 306y(FW)
14H 311y(FW) 314y(FW)
16H 342y(FW) 334y(FW)
18H 369y(左ラフ) 310y(FW)
1H 299y(左ラフ) 309y(FW)
3H 346y(FW) 302y(右ラフ)
4H 332y(FW) 333y(FW)
5H 342y(右ラフ) 326y(右ラフ)
6H 303y(FW) 284y(右ラフ)
8H 327y(FW) 326y(左ラフ)
前回出場した9月の「全米オープン」では『TSi3』ドライバーの10度を使用し、4日間平均で315.5ヤード飛ばしていたが、ボールとドライバーを新調した結果、今大会の初日は平均326.6ヤード(フィールド4位)、ロンゲストドライブ1位、SG: OFF THE TEE「1.956」の2位と、狙い通りの結果を手にしていた。
⇒タイトリスト『TSi3』『TSi2』シリーズ大激論。「コレだけは、色々マズい……」
TOUR Cast 3Dに残された16番ホールの詳細スタッツを見ると、ヘッドスピード122mph(54.54m/s)、ボール初速183mph(81.8m/s)、スピン量2446rpm、高さ37.5m。キャリー319ヤードのフェードボールは342ヤード先のFWを捉えたが、これと同じくらいのショットを4、5発記録していた。
とはいえ、まだ初日。来週の「マスターズ」に向け、残り日数でどこまでスコットのティショットが仕上がるか。秋の「マスターズ」獲りに向けたデシャンボーやミケルソンの長尺化が話題となっているが、『TSi』シリーズと『プロV1』プロトタイプを手にしたタイトリスト勢からも目が離せない状況だ。
2週前の「ZOZOチャンピオンシップ」開幕前に新型コロナウイルスの陽性が確認されたアダム・スコット(オーストラリア)が「ヒューストン・オープン」でツアー復帰。初日は5バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの2アンダー(8位タイ)だった。
⇒A・スコットがコロナ感染から復帰、マスターズに向けて新ボールと1Wを手にし「今週はとても重要になる」
今週は「新しいボールとドライバー」と話し、シーディング中の『プロV1』のプロトタイプと未発表の『TSi4』ドライバーにフジクラ『ベンタスレッド6X』を挿していた。理由はブライソン・デシャンボー、フィル・ミケルソン(ともに米国)らと同じく飛距離を稼ぐためで「秋のマスターズはコースの軟らかさからランが出ずに春よりも距離が長くなると言われているから」と、スコットも飛距離を求める。
実際、どうだったのか? スコットと初日同組で、同じく新型コロナウイルスの感染から復帰している飛ばし屋のダスティン・ジョンソンと共に、ティショットの飛距離を振り返ってみよう。
A・スコット D・ジョンソン
10H 329y(右ラフ) 315y(FW)
12H 326y(FW) 309y(FW)
13H 345y(FW) 306y(FW)
14H 311y(FW) 314y(FW)
16H 342y(FW) 334y(FW)
18H 369y(左ラフ) 310y(FW)
1H 299y(左ラフ) 309y(FW)
3H 346y(FW) 302y(右ラフ)
4H 332y(FW) 333y(FW)
5H 342y(右ラフ) 326y(右ラフ)
6H 303y(FW) 284y(右ラフ)
8H 327y(FW) 326y(左ラフ)
前回出場した9月の「全米オープン」では『TSi3』ドライバーの10度を使用し、4日間平均で315.5ヤード飛ばしていたが、ボールとドライバーを新調した結果、今大会の初日は平均326.6ヤード(フィールド4位)、ロンゲストドライブ1位、SG: OFF THE TEE「1.956」の2位と、狙い通りの結果を手にしていた。
⇒タイトリスト『TSi3』『TSi2』シリーズ大激論。「コレだけは、色々マズい……」
TOUR Cast 3Dに残された16番ホールの詳細スタッツを見ると、ヘッドスピード122mph(54.54m/s)、ボール初速183mph(81.8m/s)、スピン量2446rpm、高さ37.5m。キャリー319ヤードのフェードボールは342ヤード先のFWを捉えたが、これと同じくらいのショットを4、5発記録していた。
とはいえ、まだ初日。来週の「マスターズ」に向け、残り日数でどこまでスコットのティショットが仕上がるか。秋の「マスターズ」獲りに向けたデシャンボーやミケルソンの長尺化が話題となっているが、『TSi』シリーズと『プロV1』プロトタイプを手にしたタイトリスト勢からも目が離せない状況だ。