デサントは10日（水）、都内にあるオフィスにて同社が展開するブランド、「マンシングウエア」と「ランバン」の2012年春夏コレクション展示受注会を開催した。

　マンシングは折からの猛暑の影響で、太陽光を遮蔽し、クーリング効果とUV機能に優れたSUNSCREEN（サンスクリーン）など、機能性素材を使用したウエアが好調。12年も「独自の素材開発力で付加価値のある商品を提供していく」（同社マーケティング部）方針で、SUNSCREENに加え持続性を備えた接触冷感素材、ZOCREY（ゾクレイ）、熱線遮蔽と気化熱促進による冷却機能を持つ、NTOC（エヌトック）など機能性にすぐれたゴルフウエアを多数リリースしていく予定となっている。

　そして注目はメンズでのみ展開される「One Thing（ワンシング）」。“日本に拘る”というコンセプトを持つこのラインはデザインから染色、縫製にいたるまですべて日本で行われているのが特徴。すでにリリースされている商品だが、12年にはビズポロもラインナップされる予定となっている。

　ランバンでもSUNSCREENなど機能性素材を使用したウエアを展開。動きやすさを重視し、熱接着によるシームレス仕様で形成されたID SEAMLESS SHIRTなど他ブランドにはない機能をもったウエアが発売予定。比較的廉価なACTIVE LINEの商品を増やし、価格バリエーションを拡充していくとのこと。