＜サウジ国際　3日目◇6日◇ロイヤルグリーンズG＆CC（サウジアラビア）◇7010ヤード・パー70＞

欧州男子ツアー「サウジ国際」から、新アイアンを投入したジャスティン・ローズ。前試合までは古巣のテーラーメイド製アイアンを使用していたが、今大会からミズノの海外モデル『MP-20』を投入し、3日目を終え平均パーオン率「75.93％」、トータル8アンダーの14位タイにつけている。

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プロとしてのキャリアのほとんどをテーラーメイドと過ごしたローズだが、2019年1月に本間ゴルフと電撃契約。当時は『TW-MB ROSE PROTO』アイアンを使用して話題になり、同作が発売されるなどしたが、昨年本間と契約解消していた。フリーになった後は古巣・テーラーメイド製クラブを中心に使用し、昨年中盤は『P730』や『P760』、直近では『ツアープリファード』アイアンなどを使用していた。

今大会から投入された『MP-20』は、ミズノの海外モデルだが、国内で販売されている『Mizuno Pro120』とほぼ同型にも見えるマッスルバック。ネックにGFF HD（グレインフローフォージドHD）の記載もあり、国内では『Mizuno Pro120』に近いモデルだと言えるだろうか。

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また、既報の通り、昨年までテーラーメイド契約で、今年から契約フリーとなったジェイソン・デイが同社の『JPX921ツアー』アイアンを投入している。こちらも「複数メーカーのテストの中からミズノのパフォーマンスが最も良かった」と関係者が話しており、PGAツアーの強者たちの間でいかに同社のアイアンが評価されるかがよく分かる。

同社の担当者は「元世界ランク1位の二人が選んでくれているので自信になります」と話していた。