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【WITB】ジョーダン・スピース、4年ぶりの復活優勝。『ANAインスピレーション』でも強者の1Wに動き
【WITB】ジョーダン・スピース、4年ぶりの復活優勝。『ANAインスピレーション』でも強者の1Wに動き
配信日時:2021年4月6日 02時56分
<バレロ・テキサス・オープン 最終日◇4日◇TPCサンアントニオ オークス・コース(米テキサス州)◇7494ヤード・パー72>
「バレロ・テキサス・オープン」最終日。地元テキサス州出身のジョーダン・スピース(米国)が「66」で回り、トータル18アンダーで優勝。2017年の「全英オープン」以来となるツアー12勝目を果たした。15年には「マスターズ」、「全米オープン」でメジャーで連勝するなどシーズン5勝し、世界ランクも1位に君臨。16年も2勝、17年には「全英オープン」を含む2勝と絶頂期を迎えた。その後はスランプに陥ったが、4年ぶりの勝利を地元で挙げ、最高の形でマスターズに入ることになる。
「18.593」。米国タイトリストが指摘するように、これまでの12勝のうち最も「SG:TEE TO GREEN」を稼いだ勝利となった。同社が発表するジョーダン・スピースの使用ギアは下記で、今大会6カテゴリ(ドライバー、UT、ハイブリッド、アイアン、ウェッジ、ボール)で使用率ナンバーワンを獲得している。
【ジョーダン・スピースの優勝ギア】
1W:TSi3(10.0°/Ventus Blue 6X)
3W:TS2(15.0°/Ventus Blue 7X)
UT:818H2(21.0°/Tour AD DI-95X)
4I〜9I:T100(Project X 6.5)
PW:Vokey Design SM8(46.08F/Project X 6.5)
A,S,LW:Vokey Design SM8
(52.08F, 56.10S, 60T proto/Project X 6.0)
PT:Scotty Cameron 009
BALL:Pro V1x
なお、同週に行われた米国女子ツアー「ANAインスピレーション」で優勝した、パティ・タバタナキット(タイ)の使用ボールもタイトリスト『2020 Pro V1x』。ドライバーはPING『G410 LST』の9°にフジクラ『スピーダー569エボリューション7』のSで、なんと平均飛距離323ヤードを記録。今季平均飛距離「283.786y」で2位の飛ばし屋がメジャーの舞台で初勝利を飾った。
また、現在世界ランク1位のコ・ジンヨン(韓国)が2日目以降にタイトリスト『TSi3』ドライバー(11°、Tour AD IZ-5)を投入。メジャーの大会途中でのクラブ変更は珍しいケースと言える。米国タイトリストは内情をこう明かす。
「彼女がダイヤルインするまでに30分もかかりませんでした。新しいセットアップは、キャリー距離を増加させるため、より最適なスピン数で追加のボールスピードを提供しました。最後の3ラウンドで、彼女はティから平均264ヤード、初日の平均より12ヤード伸ばしています。彼女は今週ANAでティから平均272ヤードを放ち、最終ラウンドの68の後に7位タイで終えました」
「バレロ・テキサス・オープン」最終日。地元テキサス州出身のジョーダン・スピース(米国)が「66」で回り、トータル18アンダーで優勝。2017年の「全英オープン」以来となるツアー12勝目を果たした。15年には「マスターズ」、「全米オープン」でメジャーで連勝するなどシーズン5勝し、世界ランクも1位に君臨。16年も2勝、17年には「全英オープン」を含む2勝と絶頂期を迎えた。その後はスランプに陥ったが、4年ぶりの勝利を地元で挙げ、最高の形でマスターズに入ることになる。
「18.593」。米国タイトリストが指摘するように、これまでの12勝のうち最も「SG:TEE TO GREEN」を稼いだ勝利となった。同社が発表するジョーダン・スピースの使用ギアは下記で、今大会6カテゴリ(ドライバー、UT、ハイブリッド、アイアン、ウェッジ、ボール)で使用率ナンバーワンを獲得している。
【ジョーダン・スピースの優勝ギア】
1W:TSi3(10.0°/Ventus Blue 6X)
3W:TS2(15.0°/Ventus Blue 7X)
UT:818H2(21.0°/Tour AD DI-95X)
4I〜9I:T100(Project X 6.5)
PW:Vokey Design SM8(46.08F/Project X 6.5)
A,S,LW:Vokey Design SM8
(52.08F, 56.10S, 60T proto/Project X 6.0)
PT:Scotty Cameron 009
BALL:Pro V1x
なお、同週に行われた米国女子ツアー「ANAインスピレーション」で優勝した、パティ・タバタナキット(タイ)の使用ボールもタイトリスト『2020 Pro V1x』。ドライバーはPING『G410 LST』の9°にフジクラ『スピーダー569エボリューション7』のSで、なんと平均飛距離323ヤードを記録。今季平均飛距離「283.786y」で2位の飛ばし屋がメジャーの舞台で初勝利を飾った。
また、現在世界ランク1位のコ・ジンヨン(韓国)が2日目以降にタイトリスト『TSi3』ドライバー(11°、Tour AD IZ-5)を投入。メジャーの大会途中でのクラブ変更は珍しいケースと言える。米国タイトリストは内情をこう明かす。
「彼女がダイヤルインするまでに30分もかかりませんでした。新しいセットアップは、キャリー距離を増加させるため、より最適なスピン数で追加のボールスピードを提供しました。最後の3ラウンドで、彼女はティから平均264ヤード、初日の平均より12ヤード伸ばしています。彼女は今週ANAでティから平均272ヤードを放ち、最終ラウンドの68の後に7位タイで終えました」
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