＜チューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズ 最終日◇25日◇TPCルイジアナ（米国ルイジアナ州）◇7425ヤード・パー72＞

米国男子ツアー唯一のペアマッチ「チューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズ」の最終日が行われ、オーストラリアのキャメロン・スミスとマーク・リーシュマンのコンビが20アンダーで並んだ中、プレーオフで勝利を飾った。

トータル11アンダーの25位タイだったのは、ノルウェーペアのビクトル・ホブランとクリス・ヴェンチュラ。PING契約のホブランは、今大会から新たなプロトタイプアイアンを投入。PINGの米国公式HPでホブランの使用クラブは『プロトタイプ』となっているが、試合中の画像から『i59』と刻印されたアイアンと、『GLIDE FORGED PRO』と刻印されたウェッジが確認できる。これらは未発表の新作プロトなのか。

これまで50番台のモデル名のつくアイアンは、バッバ・ワトソンが使用する『S55』アイアンが2013年に発売されているが、このプロトタイプはまた別ラインとして販売されるのか。それとも、プロ用のみに限られるのか。

また、『GLIDE FORGED』は現行モデルに『PRO』とは付かないが、ホブランが投入したものには小さくバックフェースヒール上部に刻印がある。また、現行機種とは比較にならないほどのバックフェース上部の厚肉化が確認でき、高重心化が図られていると見て良さそう。ホブラン以外のPING契約選手では、上記モデルの使用は確認できなかった。