2020-21国内女子ツアーの【最多勝ボール】、メーカーや好みは?
2020-21国内女子ツアーの【最多勝ボール】、メーカーや好みは?
配信日時:2021年12月23日 02時29分
コロナ禍で統合された2020-21シーズン全54試合を終え、9勝した稲見萌寧が賞金女王を戴冠。6勝を挙げた古江彩佳が2位、5勝の小祝さくらが3位で幕を閉じた。海外ツアーではタイトリスト『プロV1/V1x』シリーズの使用率・勝率が席巻する中、国内女子ツアーではどうだったのか?▶▶▶LPGAで常時使用率80%超!タイトリスト『プロV1』派、『プロV1x』派どっちが多い?
■メーカー最多勝は、2位の倍以上でBSが圧倒!
まずは、メーカー別の勝利数について。下記のように、2位以下の倍以上の大差をつけてブリヂストン(BS)が最多勝となっていた。特に高額賞金の終盤7戦中6勝が同社のボール使用者が勝利していた。
1位――24勝/ブリヂストン (稲見萌寧9勝、古江彩佳6勝、原英莉花3勝、吉田優利2勝、渡邉彩香、大里桃子、堀琴音、三ヶ島かな)
2位T――11勝/タイトリスト (申ジエ4勝、佐生優花2勝、渋野日向子2勝、菊地絵理香、笠りつ子、鈴木愛)
2位T――11勝/ダンロップ (小祝さくら5勝、勝みなみ2勝、岡谷絵里、山下美夢有、青木瀬令奈、若林舞衣子)
4位――5勝/キャロウェイ (西村優菜4勝、上田桃子)
■モデル別最多勝も『TOUR B XS』が圧倒!
では、どんなモデルが勝ち頭となったのか。「最も大切なギアはゴルフボール」と語り、その性能にこだわり抜くタイガー・ウッズが監修する『TOUR B XS』が勝利数で圧倒していた。同作はアプローチの際のみ衝撃吸収材で初速を抑える【リアクティブウレタンカバー】を搭載、ソフトな打感とハイスピンが特。
1位――16勝/ブリヂストン『TOUR B XS』 (稲見萌寧9勝、古江彩佳6勝、大里桃子)
2位――9勝/スリクソン『Z-STAR XV』 (小祝さくら5勝、勝みなみ2勝、山代美夢有、青木瀬令奈)
3位――8勝/ブリヂストン『TOUR B X』 (原英莉花3勝、吉田優利2勝、渡邉彩香、堀琴音、三ヶ島かな)
4位――6勝/タイトリスト『プロV1』 (申ジエ4勝、笹生優花2勝)
5位T――5勝/タイトリスト『プロV1x』 (渋野日向子2勝、笠りつ子、菊地絵理香、鈴木愛)
5位T――5勝/キャロウェイ『クロムソフトX』 (西村優菜4勝、上田桃子)
ウレタンカバーのツアーボールは、コンプレッション72〜75前後のソフト系のものと、同82〜85前後のハード系のもの2機種に主に分かれるが、2、3位にハード系のものが入っているのも注目。ヘッドスピードの速めな飛ばし屋揃いの黄金世代を中心にこれらのモデルが選ばれている。
対してソフト系を選ぶのが、メーカー横断で自由にクラブを選ぶ選手たち。9勝の稲見萌寧が『TOUR B XS』、4勝の申ジエと2勝の笹生優花(アイアンは三浦技研契約)が『プロV1』を選ぶ。彼女たちの共通点は「信頼するボールだけは決めて契約を結んでいる」こと。タイガー・ウッズがボール選びをまず最初に行い、その基準とする点から【最も重要なギア】と呼ぶのも頷ける。
■メーカー最多勝は、2位の倍以上でBSが圧倒!
まずは、メーカー別の勝利数について。下記のように、2位以下の倍以上の大差をつけてブリヂストン(BS)が最多勝となっていた。特に高額賞金の終盤7戦中6勝が同社のボール使用者が勝利していた。
1位――24勝/ブリヂストン (稲見萌寧9勝、古江彩佳6勝、原英莉花3勝、吉田優利2勝、渡邉彩香、大里桃子、堀琴音、三ヶ島かな)
2位T――11勝/タイトリスト (申ジエ4勝、佐生優花2勝、渋野日向子2勝、菊地絵理香、笠りつ子、鈴木愛)
2位T――11勝/ダンロップ (小祝さくら5勝、勝みなみ2勝、岡谷絵里、山下美夢有、青木瀬令奈、若林舞衣子)
4位――5勝/キャロウェイ (西村優菜4勝、上田桃子)
■モデル別最多勝も『TOUR B XS』が圧倒!
では、どんなモデルが勝ち頭となったのか。「最も大切なギアはゴルフボール」と語り、その性能にこだわり抜くタイガー・ウッズが監修する『TOUR B XS』が勝利数で圧倒していた。同作はアプローチの際のみ衝撃吸収材で初速を抑える【リアクティブウレタンカバー】を搭載、ソフトな打感とハイスピンが特。
1位――16勝/ブリヂストン『TOUR B XS』 (稲見萌寧9勝、古江彩佳6勝、大里桃子)
2位――9勝/スリクソン『Z-STAR XV』 (小祝さくら5勝、勝みなみ2勝、山代美夢有、青木瀬令奈)
3位――8勝/ブリヂストン『TOUR B X』 (原英莉花3勝、吉田優利2勝、渡邉彩香、堀琴音、三ヶ島かな)
4位――6勝/タイトリスト『プロV1』 (申ジエ4勝、笹生優花2勝)
5位T――5勝/タイトリスト『プロV1x』 (渋野日向子2勝、笠りつ子、菊地絵理香、鈴木愛)
5位T――5勝/キャロウェイ『クロムソフトX』 (西村優菜4勝、上田桃子)
ウレタンカバーのツアーボールは、コンプレッション72〜75前後のソフト系のものと、同82〜85前後のハード系のもの2機種に主に分かれるが、2、3位にハード系のものが入っているのも注目。ヘッドスピードの速めな飛ばし屋揃いの黄金世代を中心にこれらのモデルが選ばれている。
対してソフト系を選ぶのが、メーカー横断で自由にクラブを選ぶ選手たち。9勝の稲見萌寧が『TOUR B XS』、4勝の申ジエと2勝の笹生優花(アイアンは三浦技研契約)が『プロV1』を選ぶ。彼女たちの共通点は「信頼するボールだけは決めて契約を結んでいる」こと。タイガー・ウッズがボール選びをまず最初に行い、その基準とする点から【最も重要なギア】と呼ぶのも頷ける。