オデッセイからツアーレポートが届いた。

「今週開幕した国内男子ツアー開幕戦にて、多数の選手が新作パターへ移行しております。女子ツアーでは『TRI-HOT 5K』シリーズの『DOUBLE WIDE』や『TRIPLE WIDE』が人気を集めていますが、国内男子ツアーでは『ELEVEN』シリーズがいきなり11名をカウント。男子ツアーでは浅重心で操作性がよく、ブレないマレット型の方がやや優勢と言えるかもしれません」（同社広報）

そこで、使用プロを確認すると、ベテランから若手までさまざま。片山晋呉（センターシャフト・長尺）、久保谷健一、秋吉翔太（センターシャフト）、比嘉一貴、出水田大二郎、小西貴紀、中島徹、平田憲聖、安本大祐、小斉平優和らが『ELEVEN』を使用していた。

同社のツアー担当者によれば、「多くの選手にオフの時からテストして頂き、秋吉翔太プロや出水田大二郎プロから【ELEVENだと打点位置が安定する】というフィードバックを頂いております」とのこと。また、比嘉一貴は既に地区オープンで2勝するなど、完全に武器としているよう。

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かたや、ブレないブレード『TRI-HOT 5K』シリーズの男子人気はどうか。こちらは確認できた範囲で8人と、『ELEVEN』より少数で、池田勇太、竹内廉、篠優希、川満歩らが『ONE』、武藤俊憲が『TWO』、久常涼やT・クロンパが『THREE』を使用。そして、女子に人気の幅広な『DOUBLE WIDE』は確認できず、『TRIPLE WIDE』は成富晃広だけだった。

また、今週の女子ツアー「ヤマハレディースオープン葛城」で小祝さくらが『ELEVEN S』に変更。相変わらず『TRI-HOT 5K』の幅広ブレードが人気なものの、男子のように『ELEVEN』の「打点ブレ改善」効果に気づく選手が今後、増える可能性も秘めている。