米国アクシネット社からツアーレポートが届いた。PGAツアーのプレーオフシリーズ「BMW選手権」で連覇を飾り、通算8勝目を挙げたブランドアンバサダーのパトリック・キャントレーのギアに対するこだわりを明かしている。下記の使用クラブを見る限り、一度気に入ったギアを中々手放さない様子のキャントレーだが、ボールには並々ならぬこだわりがあるようだ。

【パトリック・キャントレーの優勝ギア】
・プロV1xゴルフボール
・TS3 9.5ドライバー｜ディアマナZF 60 TX
・915F 15.0 フェアウェイ｜ディアマナ ZF 70 TX
・TS2 21.0フェアウェイ｜ディアマナZF 80 TX
・718 AP2 (4-9) アイアン｜ダイナミックゴールド120 ツアーイシューX100
・Vokey SM7 46.10F, 52.08F & SM9 56.08M (@57)、ウェッジワークス 60T ウェッジ｜ダイナミックゴールド ツアーイシュー S300
・スコッティキャメロン・ファントムX 5 ツアープロトタイプパター

「プロV1xは最高のボールなので、ボクにぴったりです。これまでプレーした中で最高のボールだと思う。ティアップする時、それについて深く考えたりしないんだ。最高のゴルフボールだとわかっているからね。ボクはボールが一貫性を感じるようにしたいので、何度も何度も繰り返し同じことができることを多くしたい。そうすれば、予測可能になるので。

ボクの仕事にボールは固定の変数であることが重要です。常に道具を変えたり、状況によって調整したり、あるいは自分のゲームの穴に合わせたりしてます。だから、ボールが不変であることと、可変なことは、ボクにとって本当に重要。そして、あなたがしっかりと打つ時と少しミスった時に、ボールがうまく機能して必然的に2、3のミスをした時にスピンや打ち上げが大きく違わないようにすることは、良いスコアのために本当に重要です。

5Iを打つ場合、バンカーからで少し擦ったとしても、同じ5Iを打っているわけですから、その要素は気にしなくてもいいんです。ボールの場合、入れる度に新しいボールなので必ずしも確実ではない。1ラウンドで6個使うかもしれません。そのため、品質管理は非常に重要で、ボクには当然なのですが、何度も何度も同じものを再現するのがいかに難しいか知っています。

何十個もあるボールのどれにも1パーセントの違いもないというのは、特に難しいことでしょう。この際、そんなことは考えもしない。すべてのボールがまったく同じで、まったく同じパフォーマンスを発揮してくれると信じています。それが自信になり、ボールを交換しても何も思わないくらいです」（パトリック・キャントレー）