UTよりも断然ラク! 残り190㍎から高い球でグリーンを狙える最新“9番”ウッド4選
ヘッドスピードが遅くて球を上げるのが苦手な人や、ミート率に自信がない人にとって最も心強い武器になるのが9番ウッドだ。
配信日時:2024年1月27日 10時30分
残り190ヤードからグリーンを狙う場合、ユーティリティを使う人が最も多い。だが、ヘッドスピードが遅くて球を上げるのが苦手な人や、ミート率に自信がない人にとって最も心強い武器になるのが9番ウッドだ。
少し前までは各メーカーのフェアウェイウッドは7番ウッドまでしかないのが一般的で、数少ない9番ウッドも「ヘッドが小さくて不安になる」「フェース面が丸くて構えにくい」という声が多かった。だが、近年は9番ウッドのラインナップも増え、さらに最新モデルはヘッドの大型化や進化したデザインで構えやすさが大幅アップ。従来の弱点を見事に克服している。
9番ウッドを選ぶ際に大事なのは、構えた時の見た目、つまりヘッドの『顔』だ。
最新モデルの中では、スクエアに構えやすくて直進性が高い『TSR1』と、グースネックでつかまりがいい『ゼクシオ13』は、顔と球筋のイメージが一致。
また、ミドルアイアンのような高さとスピンでグリーンに止められる『G430 MAX』と『ロイヤル イーゾーン』は、高弾道をイメージできる出っ刃形状だが、スコアラインのデザインやヘッド形状によって構えにくさがない。
ヘッドスピードが遅くても高い球でグリーンを狙いたい人は、構えやすくなった9番ウッドを、ぜひ選択肢に入れよう。残り190ヤードを攻略できれば、スコアはグンと縮まるはずだ。
■試打/解説:海老原秀聡
えびはら・ひであき/2012年プロ入り。現在は「GOLF&FITNESS POINT芝浦」でインストラクターを務めている。正確なショットに定評があり、最新のスイング理論はもちろんギアにも精通している。
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