シン貧打爆裂レポート『B1ST HY』『B2HT HY』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2023年9月27日 08時00分
注目ポイント
ブリヂストンスポーツの『B1ST HY(ハイブリッド)』、『B2HT HY』は、2023年9月8日に発売。
新しい『B シリーズ』のウッドは、『ST』や『HT』などの略称が付くようになりました。『ST』は「Strong Trajectory(強弾道)」で、『HT』は「HIGH Trajectory(高弾道)」の略です。
『B1ST HY』のコピーは“ソールに重さの違うウエイトを2つ配置 入れ替えることで好みの弾道に調整可能”で、『B2HT HY』は“ウエイトをヒール側に配置しつかまりを追求 右を恐れず、高弾道でやさしく狙う”です。
『B1ST HY』は、上位モデルとして、ヘッドもコンパクトでツアー仕様です。『B2HT HY』は、ヘッドが少し大きく、少しだけフェースが後退気味で、アドレスの安心感を得られるようになっています。好みで選べるのは、良いことです。
新しい『B1』と『B2』シリーズのクラブは、発売以降、大ヒットしています。
大いに話題になっているテクノロジーが、「SLIPLESS BITE MILLING」です。
接点の科学を提唱しているブリヂストンスポーツの真骨頂で、フェースのミーリングを一新して、インパクトの食いつきを強め、フェースの滑りを抑制したのです。結果として、ボールがより大きく潰れたのと同じ効果を生み、低スピンになるのです。
『B1ST HY』と『B2HT HY』にも採用されています。
もちろん、「SP-COR」も採用しています。
フェースの裏側から支えることで、トウとヒールの反発エリアが広がり、許容性が向上して、結果として、飛距離アップになるテクノロジーです。
『B1ST HY』の独自のテクノロジーは、ソールに交換可能な8グラムと2グラムの二つのウェイトを配置したことです。トウ側を重くすればフェード気味に、ヒール側を重くすれば捕まり気味になります。ハイブリッドで、こういう工夫があるのは、弾道を調整する意味で、本当に良いことです。
『B2HT HY』の独自のテクノロジーは「ドローバイアスデザイン2.0(D.B.D 2.0)」です。
『JGR』『B2』からの流れを踏襲したデザインで、ヒール側に8グラムのウェイトを配置することで、捕まり野良さを追及しています。
今回は、『B1ST HY』の2番、3番を、『B2HT HY』の3番、4番を試打することになりました。
『B1ST HY』と『B2HT HY』は、どんなゴルファー向けなのか?
注目しながら、試打ラウンドをしてみました。
試打した日は、曇りで、気温は24℃~28℃。微風でした。
使用したボールは、使い慣れていてクラブの影響だけに集中しやすい『TOUR B X』です。
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』