ロマン派ゴルフ作家語る

『B1ST HY』と『B2HT HY』は、どちらも個性的で、違うハイブリッドになっています。

『B1ST HY』は、ハードヒッターと小さいヘッドが好きなゴルファーにオススメです。
打ち込んで使いたくなりますが、スイープに打ってもちゃんと機能します。
とにかく、コンパクトで、構えやすいのにはシビれましたし、飛距離性能の高さにも感心しました。

『B2HT HY』は、ドローバイアスよりも、ボールを拾いやすいやさしさとアドレスでヘッドの幅がある安心感が目立ちました。
ハイブリッドが苦手で、合うクラブを探しているゴルファーと、ウッド系のやさしいハイブリッドが好きなゴルファーに『B2HT HY』はオススメします。

『B1ST HY』と『B2HT HY』は、レベルは違いますが、やさしさと飛距離性能が融合したハイブリッドです。それを目標に開発されたユーティリティとハイブリッドはたくさんありますが、全てを抑えて、トップに君臨できると、試打ラウンドで確信しました。

僕は、長いクラブが得意で、小さなヘッドが好きなので『B1ST HY』を選ぶと思いますが、多くのゴルファーは『B2HT HY』が最高のパフォーマンスを発揮するとイメージしました。
特に長いパー３で使う想定があるゴルファーには、『B2HT HY』のキャリーで止まろうとしてくれる性能は強みになるでしょう。

『B1ST HY』と『B2HT HY』は、2023年の最先端のハイブリッドとして、打って見るべきクラブです。

試打クラブスペック

『B1ST HY』

ボディ SUS630ステンレス＋タングステンウェイト×2
フェース SUS630ステンレス
ロフト H2/18度、H3/21度　※H4/24度もあり
ライ角 H2/57.5度、H4/58度　※H4/58.5度もあり
長さ H3/40.25インチ、H4/39.5インチ
シャフト VENTUS BS6h （S)


『B2HT HY』

ボディ SUS630ステンレス＋タングステンウェイト
フェース SUS630ステンレス
ロフト H3/19度、H4/22度
ライ角 H3/59.5度、H4/60度
長さ H3/40.25インチ、H4/39.5インチ
シャフト VANQUISH BS50h （S)

【著者紹介】篠原嗣典