L・アベルグが米国初V、N・ホイガードは欧最終戦V、欧州の強い若手はどんなクラブを使ってる?【WITB】
米国男子ツアー「ザ・RSMクラシック」のツアーレポート。
配信日時:2023年11月21日 06時38分
<ザ・RSMクラシック 最終日◇19日◇シーアイランド・リゾートGC シーサイドコース(ジョージア州)◇7005ヤード・パー70>
来季の出場権を争うフェデックスカップ・フォールの最終戦「ザ・RSMクラシック」は、24歳のルードヴィッヒ・アベルグ(スウェーデン)がビッグスコア「61」を連日マーク。トータル29アンダーでPGAツアー初優勝を挙げ、世界ランク32位に浮上した。ボール契約を結ぶ米国アクシネット社が祝福と共に彼の使用ギアへのコメントを紹介する。
「Pro V1xを完璧にコントロールしたアベルグは、シーアイランドGCで最後の36ホールを18アンダーでプレーし、シーサイドコースでの週末に61をマークしてPGAツアー初タイトルを獲得しました。24歳のアベルグは67-64-61-61を記録して4打差で勝利し、DPワールドツアーのオメガ・ヨーロピアン・マスターズで優勝して3か月も経たないうちにプロ2勝目を飾りました」(米国アクシネット社)
『Pro V1x』に対するアベルグのコメントが下記で、タイトリストとはボール契約のみだが、クラブの大半を使用していた。
「ボールにスピンをかけるのが好きなんだ。ここPGAツアーでプレーするような硬いグリーンでは(他のコースとは)少し角度を変えて、少し高めに打つのが好み。だから『Pro V1x』はそれを助けてくれるし、世界のトッププレーヤーと戦えるように助けてくれていると思う。(2023 Pro V1xの)ソフトなフィーリングが大好きで、ボクの思い通りに飛んでくれるよ。
ゴルファー、競技者として、常に完璧なショットとパフォーマンスを求めるけど、少なくともこのボールは一貫性がありグリーン上や空中で反応した時に何が起こるかを正確に知れる。これでスピン量も安定したレベルに保てて、スコアも少し良くなるんだ。タイトリストは最高のゴルフボール。とても長い間使っているし、信頼しているし、使っていてとても楽しい」(アベルグ)
【アベルグの使用ギア】
1W:タイトリストTSR2(9.0°Ventus Black 6X)、3W:テーラーメイドSTEALTH2、2I:タイトリストT-MB、4I~9I:タイトリストT100(2019)、G,SW:タイトリストVokey Design SM9(46,50,54,60)、PT:オデッセイVERSA #1、BALL:タイトリストPro V1x
また、同週に行われたDPワールド(欧州)ツアーの最終戦「DPワールド ツアー選手権」で、22歳のニコライ・ホイガード(デンマーク)が9バーディ・1ボギーの「63」をマーク。3打差を逆転しトータル21アンダーで欧州3勝目を挙げた。ストロークゲインド トータルでも「+1.73」で1位のホイガードはこの勝利で世界ランク50位に上昇した。
ホイガードはアベルグと違い、キャロウェイと使用契約を結ぶ。欧州キャロウェイはSNSで「最初から最後まで素晴らしい!DPWTCでの優勝について、おめでとう、ニコライ・ホイガード!DPワールドツアーで優勝カップはこれで3つになりました。22歳のスーパースターが優勝!」と祝福し、米国のツアー担当も詳細スペックを下記のように紹介している。
【ホイガードの使用ギア】 ※全てキャロウェイ
1W:パラダイム◆◆◆(10.5°テンセイホワイト1K 70TX 45.5㌅D2.5) 、3W HL:パラデイム◆◆◆(16.5°テンセイホワイト1K 80TX 42.75㌅D3)、4I~10I:Apex MB Proto(24, 28, 31.5, 35, 39, 43, 47°Project X LZ 7.0) 、G,SW:JAWS RAW(50/10S 〃)、JAWS FULL TOE(56/10C, 60/10J 〃)、PT:VERSA JAILBIRD MINI、BALL:クロムソフトX