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セカンドショットでもうミスらない“推しUT”

セカンドショットでもうミスらない“推しUT”

ドライバーでのせっかくのナイスショットも、セカンドショットでうっかりミスショットしてしまっては、もう水の泡。だからこそ、簡単に、安全に、攻められるユーティリティの出番である。海外ではハイブリッドと呼ばれるこのクラブはちょうどフェアウェイウッドとアイアンの合わせた“良いとこ取り”のクラブとして定着しているが、今どきのそれは、飛距離やコントロール性もとにかく進化。それでいて、クラブの特性である“やさしさ”もちゃんと備えたピン、コブラ、そしてキャロウェイの3ブランドの最新モデルをスイングコーチ・関 浩太郎、ヴィクトリアゴルフ六本木ヒルズ店・ゴルフクラブアドバイザー・浅賀裕之氏が徹底分析する。

所属 ゴルフライター
高橋真之介 / Shinnosuke Takahashi

配信日時:2024年3月28日 01時00分

左からピン〈G430〉ハイブリッド、コブラ〈ダークスピード〉ユーティリティ、キャロウェイ〈パラダイムAi SMOKE〉ユーティリティ
左からピン〈G430〉ハイブリッド、コブラ〈ダークスピード〉ユーティリティ、キャロウェイ〈パラダイムAi SMOKE〉ユーティリティ

芯にあてやすく曲がりにくいロングセラー

「〈G430〉ハイブリッドは2022年11月の発売から、好調に売れ続けていますね。ピンユーザーはもちろん、口コミによって着実に広がっていっているようです」とヴィクトリアゴルフ六本木ヒルズ店でゴルフクラブアドバイザーを務める浅賀裕之氏は語る。G430シリーズ自体がロングセラーを続けている中、完成度の高いユーティリティとして地位を確立していると言っても過言ではないようだ。
その〈G430〉ハイブリッドはドライバー同様、8層のカーボンをクラウンに採用し軽量化した「カーボンフライ・ラップ・テクノロジー」による低重心設計。フェース部分はフェース面積が拡大した「フェース・ラップ・テクノロジー」と新バルジ&ロール設計により、上下のミスヒットにも強くなった「スピンシステンシー・テクノロジー」でサイドスピンを抑えたストレートボールがオートマティックに打てる。

G430シリーズ自体を「非常に完成度の高いクラブ」と高評価するスイングコーチ・関浩太郎は「〈G430〉シリーズは個人的に“世界一曲がらないクラブ”と実感しています。フィッティングをしていても『なぜこのスイングで曲がらないんだろう?』と疑問に思ってしまうくらい、その直進性は秀逸。そのユーティリティである〈G430〉ハイブリッドなら、もちろん文句なしに曲がらないので、安心して狙ったところに打っていけます。アマチュアはもちろん、プロでも使えるオールマイティさも魅力でしょう」と太鼓判を押した。

「ドライバーの進化に比例して、ユーティリティの性能も格段に向上しています」(渡辺氏)
スイートエリアも拡大し、飛距離も出せるピン〈G430〉ハイブリッド
「振り抜きやすさ、フィーリングも良さも明らかに向上しています」(関)
「フェース上下の面積が拡大し、たわみも最大化させています」(関)
「純正シャフトはヘッドとのマッチングも素晴らしいのでおすすめです」(関)
左は、より軽量化し高弾道で打てる〈G430 HL〉ハイブリッド
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「ドライバーの進化に比例して、ユーティリティの性能も格段に向上しています」(渡辺氏)

アスリートマインドを刺激するブラック顔

「今回、僕が打った3本では、飛距離的にコブラ〈ダークスピード〉ユーティリティが一番飛びました。ヘッドスピードがある程度速いアスリートゴルファーに特に恩恵があるモデルですね。ダウンスイングで加速する感じ、そしてボール初速の速さは素晴らしい仕上がり。見た目のスタイリッシュなブラックも好みです」と関は〈ダークスピード〉ユーティリティのポテンシャルの高さを語った。

AI設計による「パワーシェルH.O.Tフェース」によってミスヒットにもより強くなった〈ダークスピード〉ユーティリティ。「パワーブリッジ&ソールウェイト」がもたらす高弾道でしっかりターゲットをとらえられる。

「コブラはその見た目のシャープさなど一見難しいイメージがあると思いますが、ある程度打てるアベレージゴルファーであれば問題なく扱えます。本国アメリカでは当たり前のように大人気のトップブランド。ですから、今回の〈ダークスピード〉シリーズは日本でも注目度が高まっています」(浅賀氏)

オールブラックの精悍なデザインにグッとくる〈ダークスピード〉ユーティリティ
「飛距離性能はもちろんコントロール性も高いです」(関)
「ソールには12グラムのウェイトを配置。より強く高い弾道を得られます」(関)
「AI設計による『パワーシェルH.O.Tフェース』のミスへの寛容性と弾き感はスゴイのひと言」(関)
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オールブラックの精悍なデザインにグッとくる〈ダークスピード〉ユーティリティ

概念を変えたAI設計によるネオスタンダード

ロボットテストによるデータ計測、そこに約25万人分のアマチュアゴルファーたちのスイングデータを加え、導き出した「Aiスマートフェース」を搭載したキャロウェイ〈パラダイムAi SMOKE〉ユーティリティ。浅賀氏によれば「パラダイムAi SMOKE〉シリーズは好調です。独特のデザインも人気のポイントですが、やはりChatGPTなどの生成AIが話題となったことも踏まえ、AI設計に期待が高まっているのがわかります」とのこと。

フェース全体がスイートエリアのように安心して打っていけるので、簡単にナイスショットが生まれてしまうのも嬉しい限りだ。

「ミスがミスじゃなくなるAI設計のスゴさを感じます。計算された重心位置によってシャフトのしなり位置までもコントロールされているようなフィーリングがあり、芯にあたって飛距離も高さも出してくれます。そして、直進性もバッチリ。万人が打っても、ちゃんと最適な弾道へと補正してくれる汎用性の高いモデルとして他にはない一本になっていますね」(関)

「ヒューマンデータを盛り込むことでフィーリングがどんどん良くなっています」(関)
「『Aiスマートフェース』による曲がらなさは驚異的です」(関)
左から今回紹介した〈パラダイムAi SMOKE〉ユーティリティ、シャフトが0.5インチ長く、より飛距離も出せる〈パラダイムAi SMOKE HL〉ユーティリティ、そして軽量モデルの〈パラダイムAi SMOKE MAX FAST〉ユーティリティ
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「ピン、コブラ、キャロウェイ、それぞれの個性を楽しんでほしいですね」(関)

「ピン、コブラ、キャロウェイ、それぞれの個性を楽しんでほしいですね」(関)

お助けクラブとして、多くのゴルファーにとってキャディバッグにマストな存在となっているユーティリティ。セカンドショットやショートホールでのティショットを正確に狙っていくためにも、このピン、コブラ、キャロウェイの3ブランドの最新モデルを駆使すべき。自分のスイングにピタッと合ったモデルに出会うためにヴィクトリアゴルフでフィッティングを受けながら、即戦力の最強ユーティリティを探そう。

ゴルフ用品はヴィクトリアゴルフ

写真/小林孝至

東京メトロ日比谷線「六本木」駅直結のヴィクトリアゴルフ 六本木ヒルズ店は駐車場も完備

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