フジクラ、国内女子で開幕2連勝。“止まる”アイアン用カーボン『TR PROTO』即投入者も活躍!
フジクラが国内女子ツアー開幕2連勝を飾った。その他、投入されたばかりのアイアン用カーボン『TR PROTO』でいきなり活躍する選手も!
配信日時:2023年3月14日 09時51分
フジクラからツアーレポートが届いた。
「PGAツアー『ザ・プレーヤーズ選手権』、国内女子ツアー『明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント』でフジクラの1Wシャフトが勝利!国内女子ツアーではTOP3をフジクラシャフトが独占し、さらに両ツアーにおいてブランド別使用率No.1も獲得しています」(同社広報)
第5のメジャー「ザ・プレーヤーズ選手権」の優勝者といえば、もちろんスコッティ・シェフラーのこと。『ステルス2プラス』に『VENTUS 7 BLACK』(X)の組み合わせで平均305.9yを放っている。また、国内女子ツアー第2戦「明治安田生命レディス」は、吉本ひかるが涙の初優勝。こちらは『ステルスプラス』にプロトタイプの『SPEEDER 569 TR弐』(R)で勝利した。
なお、ダレルサーベイ調べの1Wシャフト使用率はPGAツアー「ザ・プレーヤーズ選手権」が53名/使用率36.8%で一番人気が『VENTUS 6 BLACK』の13名だった。また、同社調べの国内女子ツアー「明治安田生命レディス」が52名/使用率48.1%と半数近くに達していた。
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『TR PROTO』即投入者が活躍!
また、既報の通り、同大会からツアー投入されたアイアン用カーボン『TR PROTO』を投入する選手の活躍も目立った。このプロトタイプは、アイアンのスピン量と打ち出し角を上げ、グリーンへの落下角が増すため、野澤真央や高橋彩華、新垣比菜らが即投入した。
野澤真央は練習日に渡され、ひと振りで気に入って即投入を決断したとか。プロ・アマからコースで使用しはじめ、最終的に6位に入った野澤は、使用感についてこう話していた。
「シャフトのしなりがあって、スピンが入りやすい。スピンが入りやすいのは知っていたけど、実際に打ったら飛距離も変わらずに一発で『これいい!』ってなりました。ミスに強く、多少ひっかけた時でも、きれいにストレートの球が出るのも気に入ったポイントです」(野澤真央)
ゴルフフェアでも「コンセプトモデル」として展示されていた同プロトタイプ。今後、女子プロたちだけでなく、男子プロにも使用者が激増しそうなため、引き続き注目が必要だ。