申ジエさん、10番アイアンって何ですか?
ツアーで発見した面白いギアを紹介。
配信日時:2024年3月16日 01時00分
「Vポイント×ENEOS ゴルフトーナメント」のツアー会場で申ジエ(韓国)の新アイアン『APEX TCB』を撮影すると、10番アイアンなるモデルを発見。昔から本間ゴルフでは10番、11番アイアンがあり、PWに相当するものと想像されるが、なぜ10番? キャロウェイに聞いてみた。
「『APEX TCB』アイアンは一般販売はされていないツアー支給モデルです。海外ではザンダー・シャウフェレ選手、ジョン・ラーム選手などが使用しています。米国ではPWが10番、AWが11番と表記されて用意されています。ウェッジよりもアイアンに近い性能や顔を持つという意味もあるそうです。この10番は46度で設計されています」(キャロウェイ広報)
最近は46度などの単品ウェッジがあり、PWに代わるウェッジが登場している。よりスピンコントロールがしやすいのが単品ウェッジだろうが、アイアンに近い10番は100ヤード前後のフルショットでより強い球が出ると推察できる。
「『APEX TCB』は、同シリーズの『APEX CB』と違い、フェースはステンレス素材、ボディは軟鉄素材を採用しているので、より飛距離が出やすいと思います。『APEX CB』は軟鉄素材で設計されています」(キャロウェイ広報)
実際に『APEX TCB』アイアンを「Vポイント×ENEOS ゴルフトーナメント」の初日で使った申ジエに感想を聞いてみた。「やさしくて方向性がすごくいいです。やさしさを求めて使いました。まだシーズン序盤だからいろいろなギアを試して調整しています。試合で使わないと分からないですし、練習と試合は実感が全然違うので新たに使いました」
これからはアイアンの番手もPW、AWと言わず10番、11番と呼ぶことが定番になる日が来るのかもしれない。
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