ヘッドの上下左右の慣性モーメントが1万g/㎠超えの通称「10K」ドライバーが昨今において台頭しているが、そんな“曲がらないクラブ”の波が、コブラの新作ドライバーにも訪れた。その名は『DS-ADAPT MAX-K』。
ブラックにシルバーが冴えるツートンカラーも実にスタイリッシュなルックスに仕上がっている。クラブマニアとしても知られるプロコーチ・吉本巧の第一印象は「まずコブラらしいアスリート顔にグッと来ますね。スクエアフェースで構えやすく、重心深度の深いシャロー形状なのでやさしく打てるイメージが湧きます」と好感触である。
『DS-ADAPT』シリーズは4モデルを用意。その4兄弟の中で唯一の「10K」モデルがこの『DS-ADAPT MAX-K』である。コブラではお馴染みのエアロダイナミクスやAIフェースなどのテクノロジー、そこにブランド史上初の「フューチャーフィット33」という33通りの弾道調整ができるアジャスタブルホーゼルが搭載された。
「重心が深く、インパクトロフトが大きいので高弾道で飛ばせます。10Kならではの方向安定性は見事ですし、やや大きめのシャローヘッドながら操作性もちゃんとあります。レベルを問わずに扱いやすく、自分好みに調整できる楽しみもある。テクノロジーがふんだんに詰まった渾身作といえるでしょう」
独創的でアイデンティティのあるクラブを追求し続けるコブラならではの『DS-ADAPT MAX-K』。スコアもスマートに回るためのマストアイテムとして、その恩恵を味わってほしい。
解説・吉本 巧
1980年生まれ、兵庫県出身。14歳で渡米し、11年間選手としての経験を積む。「吉本巧ゴルフアカデミー」主宰。YouTubeチャンネル「吉本 巧のYouTubeゴルフ大学」も好評。
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