ジーン・サラゼンもビックリ ソール幅が極小の“バンスゼロ”ウェッジってどうなの?
ジャパンゴルフフェアがパシフィコ横浜で開催中。その中で見つけた面白ウェッジを紹介しよう。
配信日時:2024年3月10日 02時00分
サンドウェッジの生みの親と言えば、メジャー7勝を挙げたジーン・サラゼン(米国)だと言われている。バンカーが苦手で、バンスを付けることで上手くバンカーから脱出できるようになったという。パシフィコ横浜で開催されているジャパンゴルフフェアで、なんとバンスがないウェッジを発見したから詳細をレポートしたい。
メヴァエルが開発した『ゾーン パンドラウェッジ』はなんとバンスがゼロで設計されていた。よく見ると、ソール幅も極狭! なぜこんな形になったのか?
「製作会社のメヴァエルの方と話していて、他にないクラブができないかと。ウェッジで悩んでいる方がいるという話になり、いっそのことバンスをなくしてみようと話してみたんです。そうすると、ソールが抜群に抜ける感じがあって、打ったプロやアマチュアがよかったと言ってくれたんです」(販売を担当している株式会社レベルコ鈴木健太郎氏)
ボールを左足に置いて払い打つアプローチショットだと、バンスが多いと弾かれるケースがある。そういう場合にバンスゼロだとスルッとソールが抜けてくれるのだ。薄芝やベアグランドでもバンスがないぶん、ソールが抜けるので、キレイに球が拾えそう。まずソールすると、フェースが自然にペロンと開けてしまうのは、驚かされる。
「実はバンスをなくしてバンカーで打ってもらったら、アマチュアの方でもサラッととソールが抜けて簡単に出せたのは驚きです。打ち込んでバンと打つような打ち方でなく、スピンをかけて打ち出すイメージですね」(鈴木氏)
まずは58度モデルだけを作って販売。ヘッド単体で25,000円(税別)。全国のクラフトショップで販売しているそうなので、一度お試しあれ。
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