PXGのフラッグシップ『PXG 0311 GEN7』、『PXG Black Ops』アイアン、8月8日デビュー
PXGのポリマーコアの素材がさらに進化!
配信日時:2024年8月8日 05時12分
PXG Japanから新作アイアンのアナウンス。「8月8日、フラッグシップモデル0311の7代目となる『PXG 0311 GEN7』アイアンおよびゴルフをもっと楽しみたいゴルファーに向けた新シリーズ『PXG Black Ops』アイアンを発売することをお知らせします」と、同社。
創業者兼CEOであるボブ・パーソンズ氏は「PXGのクラブがその名に値するためには、あらゆる面でゲームチェンジャーでなければならない。これが設立以来の私たちの揺るぎないコミットメントで、新しい『GEN7』アイアンと『Black Ops』アイアンは、最大限のパフォーマンスを発揮するように設計されており、ゴルファーはスイングごとにその違いを感じるでしょう」とコメント。フラッグシップ『GEN7』はどう変わったのか?
■新素材のコアでルール限界までCORを高めた!
「10年の歳月を経て進化を続け、遂に完成した7代目の新作『GEN7』は、テクノロジーにおいてもパフォーマンスにおいても、PXGのアイアン史上最も大きな進化を遂げています。このアイアンはUSGA規制の限界までC.O.Rを高めることで、ゴルフ史上最も薄い0.050㌅(1.27㍉)のフェースと、軽量かつ革新的な内部ポリマーである【クオンタムCOR】を組み合わせています。この新素材は非常に軽量で、コアの質量を減らしヘッド後部周辺により多くの重量を配置することで、MOIを大幅に向上させます。PXGの部分肉厚フェース技術と組み合わせることで、フェースのたわみを最大化し、驚異的なボールスピードと素晴らしい打感・打音を実現します」(同社広報)
これまでのアイアンにも内部に反発のいいポリマー素材が搭載されていたが、クオンタムCORと初代のコアを同サイズのスーパーボール上にしたものを開発者がデモで地面に落とすと、その跳ね返り方は遥かに新素材の方が優れており、この反発素材で内部から支えることで、より薄いフェースを採用できた形。打つと「スチッ」とPXG独特のソフトなのに弾く打感が『GEN6』よりさらにマイルドになり、前作だけでなく、競合他社製品よりも初速や分散に優れるロボットテストデータが積み上がっているという。
モデル展開は2機種で、中・上級者向けで小ぶりでオフセットの少ない『PXG 0311 P GEN7』は、7Iロフト30度、W(PW)ロフトが44度。また、安心感のあるサイズの『PXG 0311 XP GEN7』は、7Iロフト27度、W(PW)ロフトが41度。両機種とも、クロームメッキが1本税込35,200円で、エクストリームダーク仕上げが39,600円となる。次に、既にウッドシリーズは発売済みの『PXG Black Ops』の特徴を見てみよう。
■XCOR2搭載のやさしさ追求モデル
「PXG Black Opsアイアンは、もっとゴルフを楽しむことに特化した設計で、幅広いプレーヤーに対応します。厚いトップブレード、大きなフェース、および大きなオフセットが特徴で、伝統的なゲームインプルーブメントクラブとして優れたパフォーマンスを発揮します。デュアルキャビティデザインにより、クラブの中央から質量を取り除き、重量をクラブ外周りに再配分してMOIを大幅に向上させます。内側のキャビティには、PXG独自の【XCOR2】テクノロジーが充填されており、ヒールからトウそして高低のミスショットに対する寛容性を劇的に向上させます。今春発売のドライバー、FW, HY と合わせて、もっとゴルフを楽しむプレーヤーに向けた『Black Ops』シリーズのラインナップ完成です」(同)
ラージサイズかつ幅広でフラットなソールの同作は、7Iロフトが28度、W(PW)ロフトが42度。『GEN6』にも搭載されていた【XCOR2】は、新たなフラッグシップ『GEN7』の【クオンタムCOR】ほどの反発やソフトフィーリングには及ばないが、それでも他社にはない強力なテクノロジーであることに変わりはない。発売日は8月23日で、税込価格は1本26,400円となる。