シン貧打爆裂レポート『T400 アイアン』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2023年1月25日 08時00分
ロマン派ゴルフ作家語る
『T400 アイアン』は、前モデルともかなり使い勝手が違います。また、他の『T シリーズ』とも違うのです。使い勝手だけで考えると、ユーティリティの進化型というのが最も近いような気がしました。挑戦的なアイアンに仕上がっている、という表現がピンとくるゴルファーもいると思います。
ヘッドを大きくするトレンドは、少し前に終わって、大きくなりすぎて操作性が悪くなった反省でダウンサイズしているのが現在のアイアンの流れだと感じていますが、『T400 アイアン』は明らかに大きく見えるのです。そして、グースの度合いもかなり強めです。安心感を得るゴルファーは、間違いなくいると思いますが、癖が強すぎると感じて敬遠するゴルファーもいると思われます。
注目の飛距離性能は、ぶっ飛び系アイアンとしての合格ラインはクリアしています。フェースの真ん中よりも、少し内側に芯があります。その芯にしっかり当てないと、高さも飛距離もマックスにはなりません。トウ側に当たると、当たり負けして、右にボールが出て、飛距離が落ちます。
新しいソールは、上手く出来ていて機能します。滑らすのが苦手なゴルファーも、軽めに打ち込んだぐらいなら、跳ねずに滑ってくれます。
ぶっ飛び系のアイアンを使いたいけれど、今までのアイアンが合わないと考えているゴルファーに『T400 アイアン』はオススメします。飛距離が出るアイアンは、無条件にやさしいということはあり得ません。『T400 アイアン』も、やさしさのレベルは、想定よりも厳しめでした。
ユーティリティの進化型と考えると良い、と書きましたが、長めのクラブを苦としないゴルファーに『T400 アイアン』は向いているのです。逆に、アイアンが普通に好きで、自信があるようなゴルファーには、他の『T シリーズ』という考え方なのかもしれません。
ぶっ飛び系のアイアンとして、市場には最先端のテクノロジーを搭載したクラブが次々に投入されています。日本で売れているアイアンを研究して、その影響を上手く取り込んだのが『T400 アイアン』です。ウェッジの形状などの個性的な形状は、オマージュを感じるほどです。
『T400 アイアン』は、本格的なアイアンとは違うクラブです。しかし、ゴルフを思いっ切り楽しむために自分の足りない部分を補ってもらって、スコアアップするために生まれてきたアイアンだともいえます。
アイアンに精度を求めるゴルファーは別として、飛ばしを楽しめることのほうに優先順位が高いゴルファーには、『T400 アイアン』は使ってみて欲しいと思います。
ヘッドを大きくするトレンドは、少し前に終わって、大きくなりすぎて操作性が悪くなった反省でダウンサイズしているのが現在のアイアンの流れだと感じていますが、『T400 アイアン』は明らかに大きく見えるのです。そして、グースの度合いもかなり強めです。安心感を得るゴルファーは、間違いなくいると思いますが、癖が強すぎると感じて敬遠するゴルファーもいると思われます。
注目の飛距離性能は、ぶっ飛び系アイアンとしての合格ラインはクリアしています。フェースの真ん中よりも、少し内側に芯があります。その芯にしっかり当てないと、高さも飛距離もマックスにはなりません。トウ側に当たると、当たり負けして、右にボールが出て、飛距離が落ちます。
新しいソールは、上手く出来ていて機能します。滑らすのが苦手なゴルファーも、軽めに打ち込んだぐらいなら、跳ねずに滑ってくれます。
ぶっ飛び系のアイアンを使いたいけれど、今までのアイアンが合わないと考えているゴルファーに『T400 アイアン』はオススメします。飛距離が出るアイアンは、無条件にやさしいということはあり得ません。『T400 アイアン』も、やさしさのレベルは、想定よりも厳しめでした。
ユーティリティの進化型と考えると良い、と書きましたが、長めのクラブを苦としないゴルファーに『T400 アイアン』は向いているのです。逆に、アイアンが普通に好きで、自信があるようなゴルファーには、他の『T シリーズ』という考え方なのかもしれません。
ぶっ飛び系のアイアンとして、市場には最先端のテクノロジーを搭載したクラブが次々に投入されています。日本で売れているアイアンを研究して、その影響を上手く取り込んだのが『T400 アイアン』です。ウェッジの形状などの個性的な形状は、オマージュを感じるほどです。
『T400 アイアン』は、本格的なアイアンとは違うクラブです。しかし、ゴルフを思いっ切り楽しむために自分の足りない部分を補ってもらって、スコアアップするために生まれてきたアイアンだともいえます。
アイアンに精度を求めるゴルファーは別として、飛ばしを楽しめることのほうに優先順位が高いゴルファーには、『T400 アイアン』は使ってみて欲しいと思います。
試打クラブスペック
『T400 アイアン』
ヘッド素材:17-4ステンレス、タングステン・ニッケル(#5-#8)
ロフト :#5/20度、#6/23度、#7/26度、#8/29度、#9/33度、P/38度、W/43度、49/49度、55/55度
シャフト :N.S.PRO 880 AMC(S)
【著者紹介】篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員
連載
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』