最新のうまい人向けアイアンを調べてみた!さて、どう選ぶ?
女子ゴルフの中継を見ていると、最近はしっかりスピンの利いた切れ味鋭いアイアンショットにも目を奪われる。そしてついつい自分も打てるのでは…などと考えてしまう。そこでクラブだけでもうまい人用のものを使ってみたい!という人のために2023年秋発売のアスリートアイアンを紹介しよう。
配信日時:2023年9月29日 02時43分
うまい人が好む顔の良いアイアンは、操作性、飛距離、寛容性を基準にすると3つのタイプに分類できる、と話すのは、「GOLF&FITNESSPOINT芝浦」でインストラクターを務めている海老原秀聡プロだ。操作性の高さに飛距離と寛容性がプラスされた「バランス重視型」、ハイレベルの操作性を備えた小ぶりなヘッドの「操作性重視型」、セミアスリートがやさしく飛ばせる「飛距離・寛容性重視型」の3つだ。自分の技術レベルやプレースタイルに合うのはどのタイプかチェックして、アイアン選びの参考にしよう。
「うまい人がアイアンを選ぶ基準は、どれだけイメージ通りの球でグリーンを狙えるか。高いレベルでスコアを出すには、真っすぐ飛ばすだけではなく、球筋やスピンをコントロールしたり、正確に狙った距離が打てるアイアンが必要になります」と海老原プロ。そのためには、大型で真っすぐ飛ぶだけのアイアンよりも、ヘッドの動きをコントロールしやすい、大き過ぎずシャープな「操作性重視」のアイアンがいい。例えば以下のようなものだ。
■操作性重視型/キャロウェイAPEX CB、キャロウェイAPEX CB、タイトリストT100、ミズノプロ241、ヤマハRMX VD/R
しかし、アスリートやセミアスリートの中でも、技術レベルやプレースタイルにはだいぶ違いがある。例えば、操作性の高さは必要だが、ある程度のミスは気にせず、ラクにプレーをしたい人には「バランス重視」のアイアンがいいだろう。
■バランス重視型/キャロウェイAPEX PRO、タイトリストT150、タイトリストT200、ミズノプロ243、ミズノプロ245、オノフ フォージド KURO,ヤマハRMX VD/M
また、必要最小限の操作性があれば、できるだけやさしいアイアンでプレーしたいという人や、パワー不足でどうしても飛距離が欲しいという人には、アスリートでも使える「飛距離・寛容性重視」のアイアンがある。
■飛距離・寛容性重視型/テーラーメイドP790、タイトリストT350、ブリヂストン233HF、ヤマハRMX VD/X
これら3タイプの中から、自分の求める性能とスイングタイプによって選んでいけば、秋の本格シーズンでは驚くほどのナイスショットが生まれるかもしれない。