沖縄県にある琉球ゴルフ倶楽部で開催される女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」。開幕を2日後に控えた28日（火）、上田桃子が世界でツアー使用率NO.1を誇る「オデッセイ」の新パターをテストした。独自のフェース素材を採用して、“球を飛ばして”順回転をもたらすという「オデッセイオーワークス」パターを練習場で試打して「インパクトで球が飛ぶように飛んでくれるので、順回転になりますね。とにかく球がラインに乗ってくれます」と絶賛。実戦投入へ好感触を得たようだ。

キャロウェイの新モデル“EPIC”の最新インプレッション！　

インサートにウレタンの上に浮き出たようなステンレスブレードのヒンジが、インパクトで球を飛ばすことで順回転をかけてラインに乗るパットが可能になるという新テクノロジー。新モデルをオフから試していたというテレサ・ルーも「試した感触はすごく良かったです。オフにも試していました。フェースに球が喰いつく感じでフィーリングもいいです」と絶賛。「新シリーズには自分が使う『ツーボールファング』モデルがないので、わざわざ作ってもらいました」とすぐにも実戦投入の予感を漂わせている。
　
ほかにも藤田光里は、「球がブレなくなってストロークが伸びてくれます」とコメント。パット巧者である佐伯三貴は、「最初から順回転になるので意図した球が始めから出ますね」とその完成度の高さに驚いていた様子だった。

最後に上田は「アマチュアさんも3パットに困っているなら試したほうがいいですよ（笑）」と勧めていたが、14年シーズン以来の上田のツアー優勝を支える武器となるのか注目していきたい。