ブリヂストンから新作ウェッジを発売するとの情報が。既にテクニシャンの片岡大育や近藤共弘ら多くのプロが使用し始めている期待作だという。

「プロツアーの現場で培ったテクノロジーやノウハウに基づいて設計した、高いスピン性能を発揮するツアーモデルウェッジ『BRIDGESTONE GOLF TOUR B XW-1/XW-2』を 5 月 19 日に発売します。メーカー希望小売価格は、シルバー仕様が 20,000 円+税、ブラック仕様が 21,000 円+税です」（同社広報）

同商品は意図したスピンコントロールを実現するため、新たなテクノロジー「バイティングレールミルド」を搭載したのだとか。フェースの溝と溝の間に平行かつ均等にミーリングを工し、あらゆる状況下でアスリートゴルファーの求める高いスピン性能を発揮するという。

また形状は、多彩なアプローチに対応するティアドロップ形状（XW-1）、低く抑えた弾道でライン出しが可能な丸型グース形状（XW-2）の 2 種類をラインアップ。プレースタイルや好みに合わせて選べるようになっており、特に昔ながらの丸型グース形状を用意してくれたところは『J's』育ちのゴルファーには嬉しい限り。

「『XW-1』は契約プロが使用するマスターデザインのティアドロップ形状で、様々なライからの操作性を考慮したトレーリンググラインドソールが特長で、上げる・転がす・抑えるなど自在なアプローチが可能です。また、『XW-2』はアスリートゴルファーの求める丸型グース形状で、地面へのコンタクトをサポートするフラットソールで抜けの良さを追求し、低く抑えた弾道のアプローチを好む人に最適です」

東建ホームメイトカップの練習日でテストを重ねたテクニシャン・片岡大育は「ブリヂストンにはむちゃくちゃスピンがかかる『無限ウェッジ』があるのですが、新しい『TOUR Bウェッジ』も『無限』のようにギュルギュルスピンがかかりますよ。あと、Bマークのバックフェースのデザインもかっこいいですね。僕はティアドロップ形状の方が好みです」と語っていた。契約プロも心強い武器の誕生を喜んでいるようだ。