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    女子ツアーで段差シャフト装着のパターを発見! これは誰の愛用モデル?

    女子ツアーの会場でシャフトに段差のあるパターに遭遇。一体誰のクラブなのか? どんな性能があるのかを気になって調査してみた。

    所属 ALBA Net編集部
    ALBA Net編集部 / ALBA Net

    配信日時:2024年9月28日 02時00分

    • ギア
    • 穴井詩
    • パター
    『オデッセイ ホワイトホットOG 2ボールブレード ツアーラインド』に米国のブレークスルーゴルフテクノロジー社が開発した『スタビリティ』シャフトを装着したモデル
    『オデッセイ ホワイトホットOG 2ボールブレード ツアーラインド』に米国のブレークスルーゴルフテクノロジー社が開発した『スタビリティ』シャフトを装着したモデル (撮影:鈴木祥)
    • 『オデッセイ ホワイトホットOG 2ボールブレード ツアーラインド』。ソールに鉛が貼ってあり、ヘッドバランスをより重く調整
    • 『オデッセイ ホワイトホットOG 2ボールブレード ツアーラインド』。『スタビリティ』シャフトをしてからフェースが開くミスが減ったという
    • 『オデッセイ ホワイトホットOG 2ボールブレード』。直進性が高いネオマレット型ヘッド
    • 『スタビリティ』シャフト。22グラムのアルミインサートがシャフト内部に設置され、先端部の曲げ剛性を大幅に強化
    • 「ミスヒットに強いし、フェースが開くミスがなくなりました。打ってみてよかったので、ずっと使っています」(穴井)
    • 『スタビリティ』シャフトを使用してから、ストロークが安定したという
    この記事の写真 23 枚を見る

    女子ツアーの会場でシャフトに段差のあるパターに遭遇。一体誰のクラブなのか? どんな性能があるのかを気になって調査してみた。

    段差のあるシャフトはウェッジ専用もあり、片山晋呉が使用! 打ち出しと距離感が安定する【写真】

    このパターは穴井詩が使用しているオデッセイ 『ホワイトホットOG 2ボールブレード ツアーラインド』。シャフトは、米国のブレークスルーゴルフテクノロジー社が開発した『スタビリティ』シャフトだ。太いカーボンに細いカーボンを装着したシャフトをなぜ彼女は使用しているのか?

    「5月の『サロンパスカップ』からずっと使っています。ミスヒットに強いし、フェースが開くミスがなくなりました。打ってみてよかったので、ずっと使っています」

    今季のメルセデス・ランキングは21位、平均ストロークは71.13(14位)と安定した成績をみせる穴井。飛距離が武器の穴井のプレーを支える重要なギアになっているという。

    具体的にはどういう特徴があるのかを『スタビリティ』シャフトを販売するスポーツティエムシーの女子ツアー担当者に聞いてみた。

    「スチールシャフトのパターにありがちなトルクで起こるミスをなくします。トルクを少なくしてフェースの開閉を抑えているんです。また、スチールシャフトで起こるしなる動きもなくすことで、手元を動かせばスムーズにヘッドも付いてくるので、振り遅れるミスもなくなります」

    太さと機能の異なる2本のカーボンシャフトをつなぎ合わせた構造で、シャフト自体がねじれる動きがなくなるため、左右にミスヒットしても、コロがる球が打てるという。穴井愛用のパターは、カーボンにカーボンを装着したモデルだが、スチールにカーボンを装着したモデルも販売されている。

    実はこの段差のあるシャフトシリーズでは、ウェッジ専用シャフトも開発されている。先日片山晋呉が使用していたウェッジ専用シャフト『レッドゾーン』がそれに該当する。

    こちらも2本のカーボンの接合部が硬いため、トルクもしなりも減少できる。結果、打ち出しが距離感が安定するのだ。「シャフトの振動が安定します。ラフからも打ちやすいからちょうど良かった」と片山晋呉は絶賛していた。

    以前では考えられなかったモデルが続々と登場するツアーの現場。今後もどんなモデルが出てくるのか注目し続けたい。

    ◇ ◇ ◇

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    • パター

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