PGAツアー「ザ・プレーヤーズ選手権」の初日は、日没サスペンデッドになった。暫定首位に6アンダーで3人が並び、ルーカス・グローバー、J.J.スポーン、カミロ・ビジェガスの全員が【L.A.B. GOLF】のパター使用者だった。
直近で、未発表ながらオデッセイやPING、スコッティ・キャメロンにテーラーメイドと、並み居る大手パターメーカーがL.A.B. GOLFの「トルクフリー」を模した【ゼロトルク】のプロトタイプをツアー供給するが、フィッティングに長けた本家はやはり強いよう。先週、米国L.A.B. GOLFは珍しくツアー実績に関して「なんて週だ!」と契約外にて選手名を伏せてSNSで報告。
欧州男子で優勝したカルム・ヒルが『LINK.1』、米国女子下部で優勝のレティシア・ベックが『DF3』、米国男子「プエルトリコ・オープン」3位のジョセフ・ブラムレットが『DF3』、同「アーノルド・パーマー招待」で4位だったマイケル・キムが『DF3』、米国シニア3位タイのグレッグ・チャーマーズが『Mezz.1』を使用した。
米国女子ツアーでは、開幕戦を制した『Mezz.1』のキム・アリムに続き、ヤーリミ・ノーも『Mezz.1 MAX』で連勝するなど、老若男女問わず、海外ツアーでプロの活躍が引きも切らない状況のL.A.B. GOLFの「トルクフリー」パター。「ゼロトルク」と言い換えて追う大手のどの社が本家に迫れるのか、引き続き注目が必要だ。