あなたのパターは? ヘッドデザインでミート率が劇的に変わってしまうという事実が判明【プロとアマで徹底調査】
パターを確実に決めるにはフェースの芯でボールを捉える必要がある。そこで、パターのデザインによって芯に当てやすいものがあるのか調査した。
配信日時:2024年5月8日 06時30分
パターを確実に決めるにはフェースの芯でボールを捉える必要がある。そこで、パターのデザインによって芯に当てやすいものがあるのか調査した。
プロが最もミート率が高かったのはセンターシャフト。2位と3位は僅差で、どちらもブレード型だった。これについて飯沼は、以下のように語る。
「センターシャフトはスクエアに構えやすく、シャフトの延長線で打つと自然と芯に当たりました。ブレード型は目印のラインは少ないですが、ヘッドがスムーズに動いて構えたところに戻ってくるので、ラインなしでもミート率が高かったです。逆にラインが長い大型マレットは真っすぐの強制感が強く、振りづらさを感じてミート率が上がりませんでした」(飯沼)
アマチュアの鈴木さんの1位は3本のラインが入った大型マレット。ラインなしのブレード型は最下位だった。
「ボクは普段から真っすぐをイメージして打っているので、打点位置やストロークの軌道を教えてくれるラインが入ったパターの方がいいですね。ただし、センターシャフトや太い線が1本だけのものは、1点で打たなければならないというプレッシャーを感じて、逆に振りづらかったです」という。
「ミート率はヘッド形状による振りやすさでも変わりますし、アライメントラインも人によって感じ方が異なるので、自分がスムーズに振れるデザインを見つけることが重要ですね」(飯沼)
プロ:飯沼大輔
いいぬま・だいすけ/1978年生まれ。2015年にプロ入りし、現在は「Accuracy Golf Studio」代表。使用パターは幅広ブレードの、スコッティキャメロン「コンセプト M2」
アマチュア:鈴木 忠さん
すずき・ただし/1969年生まれ。平均スコア96、ゴルフ歴23年、ラウンド数は月4回。使用パターはネオマレットの、テーラーメイド「スパイダーGT シングルベント」
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