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    あなたのパターは? ヘッドデザインでミート率が劇的に変わってしまうという事実が判明【プロとアマで徹底調査】

    パターを確実に決めるにはフェースの芯でボールを捉える必要がある。そこで、パターのデザインによって芯に当てやすいものがあるのか調査した。

    所属 ALBA Net編集部
    ALBA Net編集部 / ALBA Net

    配信日時:2024年5月8日 06時30分

    • ギア
    【プロ】真っすぐ振る強制感が強いが、両側の線とボールの幅がほぼ同じで打点位置をイメージしやすい 【アマ】正しい打点が分かるし、ヘッドを真っすぐ動かしやすい。また、軌道がズレても意外と気にならない
    【プロ】真っすぐ振る強制感が強いが、両側の線とボールの幅がほぼ同じで打点位置をイメージしやすい 【アマ】正しい打点が分かるし、ヘッドを真っすぐ動かしやすい。また、軌道がズレても意外と気にならない
    • 【プロ】ヘッドがタテ長で構えたときに安心感があるし、ヘッドの軌道をコントロールしやすく打点が安定する 【アマ】ヨコに短い線が入るだけで大幅に構えやすくなった。振ると自然に芯に当たる感覚がある
    • 【プロ】T 字のラインで打点をイメージしやすいし、シャフトの延長線で打つと自然と芯でヒットできる 【アマ】1点で打たなければならないというプレッシャーを感じて、普段よりもスムーズに振れなかった
    • 【プロ】真っすぐ振る強制感が強く、ヘッドを真っすぐ動かそうとしてストロークのテンポにバラつきが出た 【アマ】少しでもフェースが開閉すると、太い白線が斜めにズレるのが目に入ってやや振りづらかった
    • 【プロ】構えたときは不安になるが、自然とイン・トゥ・インの軌道で振れて意外と打点のズレが少なかった 【アマ】目印が何もないとインパクトの打点やテークバックの方向がイメージしづらく、打点が安定しなかった
    • 【テスト方法】プロアマ2人のテスターが、形状とデザインが異なる5種類のパターでカップまで3メートルの距離から5球ずつ打ち、パッティング計測器「エムトレーサー」でインパクトの打点が芯からどれだけ外れたかをチェック。5球の平均値を算出し、ズレが少ないものから順に1~5位まで順位をつけた
    • プロが一番振りやすかったのは、セ1本線が入ったセンターシャフト。アマが一番振りやすかったのは、3本線が入った大型マレット
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    【プロ】ヘッドがタテ長で構えたときに安心感があるし、ヘッドの軌道をコントロールしやすく打点が安定する 【アマ】ヨコに短い線が入るだけで大幅に構えやすくなった。振ると自然に芯に当たる感覚がある
    【プロ】T 字のラインで打点をイメージしやすいし、シャフトの延長線で打つと自然と芯でヒットできる 【アマ】1点で打たなければならないというプレッシャーを感じて、普段よりもスムーズに振れなかった
    【プロ】真っすぐ振る強制感が強く、ヘッドを真っすぐ動かそうとしてストロークのテンポにバラつきが出た 【アマ】少しでもフェースが開閉すると、太い白線が斜めにズレるのが目に入ってやや振りづらかった
    【プロ】構えたときは不安になるが、自然とイン・トゥ・インの軌道で振れて意外と打点のズレが少なかった 【アマ】目印が何もないとインパクトの打点やテークバックの方向がイメージしづらく、打点が安定しなかった
    【テスト方法】プロアマ2人のテスターが、形状とデザインが異なる5種類のパターでカップまで3メートルの距離から5球ずつ打ち、パッティング計測器「エムトレーサー」でインパクトの打点が芯からどれだけ外れたかをチェック。5球の平均値を算出し、ズレが少ないものから順に1~5位まで順位をつけた
    プロが一番振りやすかったのは、セ1本線が入ったセンターシャフト。アマが一番振りやすかったのは、3本線が入った大型マレット
    【プロ】使用パターは幅広ブレードの、スコッティキャメロン「コンセプト M2」【アマ】使用パターはネオマレットの、テーラーメイド「スパイダーGT シングルベント」
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    【プロ】ヘッドがタテ長で構えたときに安心感があるし、ヘッドの軌道をコントロールしやすく打点が安定する 【アマ】ヨコに短い線が入るだけで大幅に構えやすくなった。振ると自然に芯に当たる感覚がある

    パターを確実に決めるにはフェースの芯でボールを捉える必要がある。そこで、パターのデザインによって芯に当てやすいものがあるのか調査した。

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    プロが最もミート率が高かったのはセンターシャフト。2位と3位は僅差で、どちらもブレード型だった。これについて飯沼は、以下のように語る。

    「センターシャフトはスクエアに構えやすく、シャフトの延長線で打つと自然と芯に当たりました。ブレード型は目印のラインは少ないですが、ヘッドがスムーズに動いて構えたところに戻ってくるので、ラインなしでもミート率が高かったです。逆にラインが長い大型マレットは真っすぐの強制感が強く、振りづらさを感じてミート率が上がりませんでした」(飯沼)

    アマチュアの鈴木さんの1位は3本のラインが入った大型マレット。ラインなしのブレード型は最下位だった。

     「ボクは普段から真っすぐをイメージして打っているので、打点位置やストロークの軌道を教えてくれるラインが入ったパターの方がいいですね。ただし、センターシャフトや太い線が1本だけのものは、1点で打たなければならないというプレッシャーを感じて、逆に振りづらかったです」という。

     「ミート率はヘッド形状による振りやすさでも変わりますし、アライメントラインも人によって感じ方が異なるので、自分がスムーズに振れるデザインを見つけることが重要ですね」(飯沼)

    プロ:飯沼大輔
    いいぬま・だいすけ/1978年生まれ。2015年にプロ入りし、現在は「Accuracy Golf Studio」代表。使用パターは幅広ブレードの、スコッティキャメロン「コンセプト M2」

    アマチュア:鈴木 忠さん
    すずき・ただし/1969年生まれ。平均スコア96、ゴルフ歴23年、ラウンド数は月4回。使用パターはネオマレットの、テーラーメイド「スパイダーGT シングルベント」


    ◇ ◇ ◇

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    連載

    ゴルフのギモン調査隊

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