今週の国内男子ツアーは「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 2024」。大雨が降り続く中、その会場で、テーラーメイドの未発表アイアンをキャッチした。それが画像の『P7CB』と刻印されたモデルだが、このアイアンに見慣れた？ギア好きも多いはず。

そう、刻印は『PROTO』表記だったが、今年4月の「マスターズ」で同社の看板選手、ローリー・マキロイやコリン・モリカワが一時、4番アイアンに入れていた『Pシリーズ PROTO』にそっくりなのである。同社はまだ未発表にて詳細を話せないようだが、あいにくの天候にて選手のテストも明日以降に。
 
『Pシリーズ PROTO』はマキロイやモリカワ以外にも、『ツアープリファードMC』アイアンを長らく替えられなかったマイケル・ブロックが「全米プロ」で他の番手も投入するなどしていたため、『PROTO』と言いつつもかなり製品版に近いと見られていたが、正式に『Pシリーズ』に加わるのか。
 
現状では、タイガーの好みを具現化したMBの『P7TW』に『P7MB』、ネリー・コルダが5連勝した『P7MC』という軟鉄鍛造モデルに加え、中空モデルとして『P770』や『P790』が展開される『Pシリーズ』。『P7MB』があるなら本来『P7CB』があって当然で、『P770』と『P7MC』の間に位置すれば男子プロが使用してもおかしくない。
 
マキロイ自身は4Iを投入時に「P760より打ち出しが高い」と『PシリーズPROTO』の使用感を話していたが、明日以降も、同社契約の国内男子プロたちの動向やテストコメントなどが入り次第、続報をお届けする。