1万超の設計実績から多くの人に合う“軽硬”を!イミドアンドサンズ『MORION』、4月23日デビュー
イミドアンドサンズの“オーダーメイド”じゃないシャフト!
配信日時:2024年4月23日 08時19分
高級“オーダーメイドシャフト”のイミドアンドサンズを手がける株式会社I.S.Tから、新作シャフトのアナウンス。「ポリイミド樹脂をはじめとする高機能素材の開発・製造など航空宇宙分野で培ってきたコンポジット技術を活かし、硬くて軽いゴルフシャフト『MORION』の開発に成功しました。『イミドアンドサンズ』の直営店及び特約店工房にて4月23日より本格的に販売を開始いたします」と、同社。
ゴルファー一人ひとりのスイングに合うオーダーメイドの『オートクチュール』ウッドシャフトを手がける同社が、なぜ“ストック”シャフトなのか。
「これまで培った一万を超える設計データの中から特徴的かつ一定数以上のゴルファーに飛距離やコントロール性が著しく向上したものに着目したこの設計モデルは、男女トッププロとイミドアンドサンズのフィッターやシャフト設計者がヒアリング、試作、テストを重ね、日米メジャー大会で4勝を挙げるなか編み出されたスペックで、このシャフトの設計をさらに研ぎ澄ますべく、独自の設計技術を採用することで、これまでにない軽くて硬いゴルフシャフトの開発に成功しました」(同社広報)
同社シャフトの使用選手の勝利と言えば、昔の原英莉花や、2021年「全米女子オープン」制覇の笹生優花、22年「日本女子プロ選手権」と24年の台湾メジャー「フォックスコンTLPGAプレーヤーズ選手権」制覇の川崎春花らが思い当たるが、このツアー実績もあるものをベースに5つのスペックに練り上げられたよう。
「“軽くて硬い”を特徴とした5スペックで、女性やシニアから男性アスリートまで幅広くお使いいただけます。特に女性アスリートの場合『市販シャフトでは柔らかすぎて打ち負ける』課題がありました。しかし、『MORION』は38g、43g といった女性が振れる軽量タイプでもしっかりとした硬さがあり、力強く振り切っても打ち負けず、飛距離、方向性を思い通りに出し切ることができます。また、コントロール性を重視するために重めのシャフトを使用していた男性でも48g、54gの軽量タイプを選択でき、飛距離、方向性を出し切ることが可能です」(同)
ユニークなのは重量60gの『XXX』で、トリプルエックスでもトルクは5.7という、他社にほぼ見られない設定だ。これまで「ジャンボ尾崎のプロトタイプ」という触れ込みだった、ツアー実績豊富なシャフトの延長にある『MORION』。税込価格は165,000円~とかなり高額だが、ストックされるなら一度は試打してみたい!?
【MORION スペック】
『38g』――フレックスR/先調子/トルク8.0°
『43g』――フレックスSR/先調子/トルク7.0°
『48g』――フレックスS/先中調子/トルク6.5°
『54g』――フレックスX/先中調子、トルク5.7°
『60g』――フレックスXXX/先中調子/トルク5.7°