ニコ・エチャバリア、本格供給開始のタイトリスト『2025 Pro V1x』ボールで勝利【WITB】
日本で行われたPGAツアー「ZOZO選手権」のツアーレポート。
配信日時:2024年10月30日 00時50分
米国アクシネット社が「ZOZO選手権」に関するツアーレポートを公開。「ニコ・エチャバリアは、NEW 2025 Pro V1xゴルフボールへの移行を果たし、絶大な精度とショットメイキングでPGAツアーキャリア2勝目を飾りました。最後の3ホールで2つのバーディーを奪い67で回り、通算20アンダーで優勝しました」と、同社。
既報の通り、タイトリストは「ZOZO」でもボール使用率No.1を記録し、その前週のシュライナーズ・チルドレン・オープンから2025年モデルの『Pro V1/V1x』を本格的にツアー供給開始。「ZOZO」で岩田寛や小平智、杉浦悠太が加わり12名が新ボールでプレーしたが、投入3戦目にしてエチャバリアが勝利した形。同社はボール使用契約を結ぶ彼のテストコメントをこう明かす。
「'25 Pro V1xはほんの少し速くて、グリーン周りでも少しスピンがかかるようになったと感じたね。先週(Black Desert Championship)は標高の高い場所でもうまく機能した。高地でスコアを出すのに苦労してきたけど、今回はスコアもすごく良かった。ゴルファーとして我々がコントロールできる数少ないものの一つがボールで、ボクは練習場で試すより、プレーしながらボールを見ることの方が多いんだ。
なぜかと言えば、ボールを打つ時に着地点に行かないことが理由だよ。実際にコースで試して自分が感じた数字が正しいか、グリーンのどこに落ちたか、グリーンでどう反応したか、風でどう飛んだか、自分が思ったよりも短かったか長かったか、などを見てから調整して気に入るかどうかを見るんだ」(ニコ・エチェバリア)
実際、終盤のプレー中もラフから下りの面に対してしっかり止めたり、ロングの2オン狙いでもグリーンに止まる球を放っていたエチャバリア。クラブはPXG契約でフェアウェイ2本と7I~LWまでを使い、ドライバーはピン『G430 LST』に三菱ケミカルの最新作『ディアマナBB』を組み合わせており、ロングアイアン3本にはスリクソン『ZX Mk II』シリーズをコンボで使用。クロウグリップで決めまくったパターは下記のようにオデッセイのツノ型だった。
【ニコ・エチャバリアの優勝ギア】
1W:ピンG430 LST(10.5°ディアマナBB73TX)
3W:PXG Black Ops(15°ハザーダスSmoke Red RDX 70TX)
5W:PXG 0311XF(19°ハザーダスSmoke green 80TX)
4,5I:スリクソンZX5 Mk II(N.S.PRO Modus³ TOUR 125)
6I:スリクソンZX7 Mk II(N.S.PRO Modus³ TOUR 125)
7I~PW:PXG 0317CB(N.S.PRO Modus³ TOUR 125)
50S:PXG SUGAR DADDY III(N.S.PRO Modus³ TOUR 125)
54S,60N:PXG SUGAR DADDY III(DG TourIssue S400)
PT:オデッセイTRI-HOT 5K SEVEN
BALL:タイトリスト2025 Pro V1x