ボーケイ『SM9』に待望の『Tグラインド』追加、3月10日デビュー
PGAツアーのトップ選手が愛してやまないローバンスのロブウェッジ。ついにボーケイ『SM9』の『Tグラインド』が市販へ!
配信日時:2023年1月25日 01時35分
アクシネットジャパンインクから新商品発売の連絡が届いた。
「タイトリストは『ボーケイ・デザインSM9』ウェッジの『Tグラインド』を3月10日に発売いたします。PGAツアーをはじめ、世界中のツアーで圧倒的な使用率を誇る『SM9』にツアー選手からのニーズも高い『Tグラインド』を58と60°でラインアップに追加します。展開中のグラインドF、S、K、D、M、Lに新たにTが加わることにより、さらに豊富な選択肢をゴルファーに提供し、ウェッジプレーの向上とスコアメイクをサポートします。
Tグラインドは、グリーン周りで高い創造性をもって多様な条件に対応するショットを実現したいプレーヤーのために誕生しました。狭めの三日月形状のソールと広いトレーリングエッジを持つローバウンスウェッジとして、あらゆるコンディションからのショットメイクを可能にします。特に、シャローなスイングで正確にショットしたいプレーヤーや、硬めのコンディションからのショットを成功させたいプレーヤーに適しています」(同社広報)
PGAツアーでは60°を入れる選手が多く、LWはローバンスで「なんでも出来る」ソールグラインドが好まれる。芝の種類や地面の硬さによっても選び分け、常時『T』の選択肢をスペアで用意する選手も多いとか。同社は「昨年の全英オープンでボーケイのツアー担当アーロン・ディルが、ツアーバンに用意したヘッドを使い果たすほど、Tグラインドは人気を博しました」と、硬い地面での威力を示すエピソードを明かす。
現状で常に60°にバンス4°の『Tグラインド』を入れる選手は、ジャスティン・トーマス、ジョーダン・スピース、キャメロン・スミス、アン・ビョンフン、ウィル・ザラトリス、キャメロン・ヤングなど数多い。マスタークラフトマンのボブ・ボーケイも『Tグラインド』の必要性についてこう話す。
「ウェッジプレーは芸術であり、Tグラインドもまたプレーヤーから芸術的な最高のパフォーマンスを引き出します。Tグラインドは、リーディングエッジが低い位置でボールにコンタクトするので、ゴルファーはタイトなライからさまざまなショットをすることが可能です。ボーケイウェッジにとって重要なグラインドであり、素晴らしい選択肢の一つとなっています」(ボブ・ボーケイ)