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シン貧打爆裂レポート『ST-G ドライバー』

シン貧打爆裂レポート『ST-G ドライバー』

貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。

配信日時:2023年11月1日 17時00分

ロマン派ゴルフ作家語る

『ST-G ドライバー』は、安定して、同じボールが出るドライバーとして仕上がっています。ややとらえる動きがありましたが、弾道調整機能で弱めることが出来る範囲です。

「コアテックチャンバー」を搭載しているウッドは、敏感で、強い反応が出やすい傾向があり、『ST-G ドライバー』も例外ではありません。この部分を武器に出来るか、排除出来ない癖にしてしまうか、運命の分かれ道です。

平均飛距離はかなり飛ぶドライバーですが、最長飛距離は物足りなさもあります。ヘッドスピード40m/sの壁を感じました。ヘッドスピード45m/s前後の同伴者に打ってもらったところ、最長飛距離もしっかりと出るのです。つまり、ハードヒッター用にチューニングされているようなのです。同伴者の一人は、すでにこのドライバーをバッグに入れています。

改めて、『ST-G ドライバー』の魅力は小振りの440ccのヘッドです。アドレスビューではシャープですが、小さすぎてカチカチな感じは一切しません。程良い感じがあり、上手く出来ていると感心させられます。

そして、構えやすさも魅力の一つ。素直に狙いやすいのです。これもドライバーでは重要な要素です。アドレスで不安があるドライバーは、最終的には使いこなせません。

『ST-G ドライバー』は、基本的なドライバーとしての機能を磨いた上で、最先端の機能で安定して飛ばすクラブとしてオススメです。

『ST-G ドライバー』は、不安定になるほどの低スピンにはなりません。美しい軌跡を描く弾道がその証拠です。そういう意味で、コピーはちょっと違うかもしれませんが、安定する範囲内の説明だと考えれば納得できます。

本格的なドライバーとして仕上がっている1本が欲しいのなら『ST-G ドライバー』は打ってみるべきだと、強くオススメします。

試打クラブスペック

『ST-G ドライバー』

ヘッド素材 α-β系チタン(Ti811)
クラウン・ソール部 カーボン
フェース素材 α-β系チタン合金(Ti412)
ヘッド体積 440cc
ロフト 9.5度 (2度プラスマイナス)
ライ角 57.5度
シャフト Diamana MM D カーボンシャフト (S)
長さ 45.0インチ

【著者紹介】篠原嗣典

ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員
連載

ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』

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