シン貧打爆裂レポート『PARADYM SUPER HYBRID』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2023年8月30日 08時00分
注目ポイント
『PARADYM SUPER HYBRID』は、2023年9月1日にキャロウェイが発売するクラブです。ラインナップは、ロフト2H/16度、3H/18度、4H/21度、5H/24度、6H/27の5種類です。
『PARADYM SUPER HYBRID』のコピーは、“ドライバーと同じチタンで作り上げたハイブリッド ドライバーなみのパワーを手にしたハイブリッドを実現。”です。実にわかりやすいコピーとなっています。
チタンヘッドのフェアウェイウッドは、他のメーカーで、秘かな成功例があります。ドライバー並の飛距離性能を発揮する代わりに、値段もドライバーと変わらないところが、「秘かな」に繋がります。そういう中で、キャロウェイはフェアウェイウッドではなく、ハイブリッドなのです。
チタンをヘッド素材に使うメリットは、ステンレススチールなどと比べると比重が軽いので、より多くの重量を自由に配置できることです。『PARADYM SUPER HYBRID』は、チタン化だけでなく、「トライアクシャル・カーボンクラウン」を採用したことでも、軽量化に成功。なんと約95グラムの余剰重量を得て、ヘッド内のソール中央と後方の三カ所に「MIMタングステンウェイト」として配置したのです。普通に考えれば、ボールの高弾道化、許容性の向上につながります。
『PARADYM SUPER HYBRID』は、今回からです。前モデルは『EPIC SUPER HYBRID』でした。ちなみに、前の前のモデルも『EPIC』でした。
個性的で飛距離に特化しているという意味では、前の前のモデルと、前モデルは尖っていました。『PARADYM』になって、どんなふうに変化するのか?楽しみに試打ラウンドをしました。
当日の気温は24℃~30℃。夏場でラフは長めというコンディション。
打ったのは、3H/18度、4H/21度の2本。シャフトは、「VENTUS TR 5 for Callaway (S)」です。
使用したボールは、使い慣れていて、クラブの影響だけに集中できる『TOUR B X』です。
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』