タイガー・ウッズとローリー・マキロイらが創設した新リーグ「TGL」(米フロリダ州SoFiセンター)は、現地時間27日(月)に、タイガー率いる『ジュピターリンクスGC』と、マキロイ&松山英樹が所属する『ボストン・コモン』が対戦。チームタイガーが4-3で勝利をおさめた。
ドライバーやアイアンは大画面スクリーンを使い、ショートゲームは実際にグリーンを使用しチーム4人のうち3人が出場したフォーマット。ハイテク設備を用いた視覚・音響面の盛り上げと接戦に観客は熱狂し、戦いを振り返ったマキロイはタイガーが披露した激しいプレーについてこう話していた。
「自分のヒーローの一人と対戦するのは素晴らしいこと。彼とは何度もコースを共にし、最終組で何度か一緒にプレーしたことがあるけど、今夜の彼のプレーの激しさは、メジャーで優勝しようとしている時やゴルフトーナメントを締めくくろうとしている時と同じくらい。彼のプレーにそれを感じて、見るのは本当にクールだった」(マキロイ)
そのタイガーは、愛息チャーリー君が先に投入していたテーラーメイドの新作ドライバー『Qi35 LS』(9°)に今大会から変更し、最初のティショットのボール初速で「181mph(約80.9m/s)」を記録。その他にも「173 mph(約77.3m/s)」「176mph(約78.6m/s)」を数度マークするなど、その豪打は健在だった。
かたや、マキロイは昨年モデルの『Qi10』ドライバーを継続使用し「189mph(約84.5m/s)」を何度も記録。今週開幕するPGAツアー「AT&Tペブルビーチ・プロアマ」では、世界ランキング1位で同じくチーム・テーラーメイドのスコッティ・シェフラーが復帰するが、その使用ドライバーにも注目したい。