シン貧打爆裂レポート『TP トラス パター B1TH トラスヒール』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂を検証します!
配信日時:2023年6月15日 08時12分
注目ポイント
『TP トラス パター B1TH トラスヒール』は、テーラーメイドが2023年5月26日に発売したパターです。
つや消しのシルバーのヘッドが特徴で、ネック違いまでカウントすると7種類ある『TP トラス パター』中の1本で日本国内専用モデルです。
『TP トラス パター B1TH トラスヒール』は、アンサー型のオーソドックスなヘッドに、最新の「カーボンコンポジット トラスホーゼル」が採用されています。三角形のネックの内側が、カーボンになっているのです。ネックの重量を下げることで、寛容性と安定性が向上するそうです。また、カーボンの内側は衝撃吸収剤にしたために、インパクト時に衝撃を吸収して、打感と打音も独特の心地良さを感じられるようになったということでした。
ヘッドの素材は、「303ステンレススチール」で、ツアープレーヤーが使用できるようになっています。フェースもテーラーメイドのパターと言えばという「PURE ROLL インサート」です。
『TP トラス パター B1TH トラスヒール』の見た目は、最先端のテクノロジーが詰め込まれたというよりは、無骨で懐かしい武器という印象を持ちました。少し前に試打をした『TP COLLECTION BLACK パター』が、繊細で精巧に作り込まれている印象を持たせるパターだったので、それと比較すると、『TP トラス パター B1TH トラスヒール』は、角の面取などはシャープでメタリックな感覚ではなく、焼き物のようなやさしさとか手触りを大事にしてような感覚です。
見た目の印象は、個人レベルでパターの方向性に影響するという説もありますから、日本のゴルファーがシビれるポイントなのかもしれないと思いました。
試打した日は、晴れで、気温は16℃~24℃。微風。グリーンは9.0フィートの速さ。
使用したボールは、使い慣れていて、パターの機能に集中できる『TOUR B X』です。
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』